寝る15分前の簡単な習慣が幸せを運んでくる!? 精神科医・樺沢紫苑先生が教える、頑張らなくても幸せになる方法

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PR公開日:2023/12/11

精神科医が教える幸せの授業 お金・仕事・人間関係・健康 すべてうまくいく!
精神科医が教える幸せの授業 お金・仕事・人間関係・健康 すべてうまくいく!』(樺沢紫苑/飛鳥新社)

 人は誰しも「幸せになりたい」と願うもの。「痩せたら…」「貯金ができたら…」「恋人ができたら…」「この仕事が成功したら…」――そんな目標を達成した暁にはきっと「幸せになれるはず!」とがんばっている人も多いだろう。でもちょっと待って! 8万部を突破した『精神科医が見つけた3つの幸福』(飛鳥新社)の著者である精神科医の樺沢紫苑先生によれば、そんなにがんばらなくっても「幸せ」にはすぐに「誰でも」なれるのだそう。

 本当に!? 一体どうすればいいの?……そう思った方は、樺沢先生の新刊『精神科医が教える幸せの授業 お金・仕事・人間関係・健康 すべてうまくいく!』(飛鳥新社)がオススメだ。2021年に出版され、話題になった『精神科医が見つけた3つの幸福』をさらに図解でまとめた本書は、「幸せとは何か」「どうやったら幸せになれるか」をとにかく分かりやすく教えてくれる。都内で働くアラサーのゆかりさんが、バーで出会った樺沢先生に「幸せの授業」を受けるという設定のやりとりは読みやすく、ゆかりさんが投げかける疑問も読者目線で納得度大だ。

 ところで、そもそも私たちが「幸せになりたい」と言ったときの「幸せ」とは、一体どういう状態なのだろう。ついつい漠然としたイメージで捉えがちだが、樺沢先生によれば「幸せとはズバリ、脳内で幸福物質が出ている状態」とのこと。そのため「幸せ」を感じているときに、「どんな物質が出ているのか?」「どうやったらそれを出せるのか?」が分かれば、誰でも「幸せになれる」というわけだ。以下、本書より「幸せ」になる方法を一部ご紹介しよう。

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幸福物質は3つ!バランスよく「三段」に積み上げよう

「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つの幸福物質が揃うと幸せになれるという。中でも心と体が安定しているときに感じられる安らぎや心地よさ、さわやかさなどを感じたときに出るのが「セロトニン」。樺沢先生によれば、この「セロトニン的幸福」を幸せの土台に、誰かとつながることで得られる「オキシトシン的幸福」、さらには成功やお金などで得られる「ドーパミン的幸福」をバランスよく積み上げていく「幸福の三段重理論」が健全で安全とのこと。

精神科医が教える幸せの授業
イラスト:ハルペイ

「幸せ発見力」が未来につながる!

 日頃から体に不調がなければ特に「幸せ」と感じたりしないかもしれないが、「今日はお天気で気分がいい!」というのも立派なセロトニン的幸福だ。つまりセロトニン的幸福というのは確かにあって、要は自分がそれに気が付けるかどうか。「気が付ける人は間違いなく『幸せ』なんですよ。一つ気づく瞬間、瞬間にセロトニンが分泌されます」と樺沢先生。そのためには今に集中して「小さな幸せ」を集めていく「幸せ発見能力」を高めるといいのだそう。小さな幸せと楽しさを積み重ねていけば、「人生、楽しい!」と思えるようになるだろう。

精神科医が教える幸せの授業
イラスト:ハルペイ

「幸せ発見能力」UPには「ポジティブ日記」!

 セロトニン的幸福は意識しないと気が付けない幸せのため、1日1回でも「楽しいこと」「幸せなこと」を見つける練習が大事だ。そのため樺沢先生がオススメするのは「ポジティブ日記」。1日3行、寝る前の15分以内に「今日あったよかったこと」を3つ挙げるというもので、考えすぎずに取り組むのが吉。「毎日、一週間」続けるだけで幸福度アップが期待できるとのことだ。

精神科医が教える幸せの授業
イラスト:ハルペイ

 ――以上、本書より抜粋して「幸せになる方法」をご紹介したが、実はこれはまだ序の口で、まだまだ樺沢先生の授業は続く。おそらくこの本をヒントに漠然としたイメージではなく「科学的」に幸せを考えてみると、さまざまな気づきがあるに違いない。そして次は実践あるのみ! GOOD LUCK!!

文=荒井理恵

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