蒙古タンメン中本が教える「辛旨」ダレが万能すぎ! 辛旨ラー油を使った「辛旨トマト酸辣湯麺」を作ってみた

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PR公開日:2024/3/9

蒙古タンメン中本が本気で考えた辛旨レシピ100
蒙古タンメン中本が本気で考えた辛旨レシピ100』(飛鳥新社)

 癖になる辛いラーメンのお店と言えば、激辛・辛旨メニューで知られる「蒙古タンメン中本」。関東を中心に28店舗を構えるほか、2008年から発売されているカップ麺がWEBメディアのアンケートで1位に輝くほど大人気。そんな蒙古タンメン中本が監修した『蒙古タンメン中本が本気で考えた辛旨レシピ100』(飛鳥新社)が発売され、旨辛レシピを大公開しています。全100品の中から気になるメニューを作ってみました。

中本p10

作り置きダレでぱぱっと辛旨メニューが完成

中本1

 簡単に作れることを第一に考えられた本書には、作り置きダレを利用して手早く作れるメニューが充実。まずチャレンジしたのは「辛旨ラー油」です。しょうがや黒胡椒を入れた油をアツアツに熱し、一味唐辛子などを混ぜ合わせるだけ。10分ほどで、香ばしさがたまらない辛旨ラー油ができあがり。冷蔵庫で3週間保管OK。辛旨ラー油さえあれば、思い立ったときにいつでも辛旨のメニューを楽しめます。

中本2

 ラーメンの気分だったので、辛旨ラー油を使った「辛旨トマト酸辣湯麺」に挑戦しました。鶏ささみやトマトなどの材料をカットしてしまえば、あとは辛旨ラー油をベースにしたスープでひと煮立ちさせるだけ。そこへ、別鍋で茹でた麺を入れます。

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中本3

 2人分のスープにトマトを丸ごと1個使ったので、トマトの酸味と甘みがスープに溶け込み、丸みのある酸っぱ辛さが実現。しいたけから出たダシもいい仕事をしていて、最後の一口までスープを飲み干すほどの美味しさ…。かなり本格的な味で、「家で美味しい酸辣湯麺なんて食べられないよ…」と決めつけていた過去の自分に食べさせてあげたい。辛旨ラー油さえ作っておけば、調理時間は10~15分といったところ。これなら休日のお昼などにサッと作れそうですね。今度は、同じく辛旨ラー油で作れる坦々麺も試してみたい!

中本4

 辛旨ラー油は本当に万能です。いつもの卵ご飯に垂らせば、ラー油の香ばしさがご飯にうつり、まったり辛旨の卵ご飯が完成。卵ご飯が大好きで、たまに味変したいという人、試さない手はありません! ほかにも、しょうゆや薬味と混ぜて冷奴にかけたり、マヨネーズと混ぜて野菜スティックにつけたり。棒々鶏やサムギョプサル、天津飯などメインになりそうな料理のレシピもあります。ぜひ、おうちの定番ダレにいかがですか?

この本一冊で、世界の辛旨メニューを楽しめる

中本5

 本書は、“辛旨”をベースにしたメニューを「和洋折衷」で紹介しているところも素晴らしいポイント。中華系はもちろん、イタリアンやエスニックもあり。そこで2品目は、「パクチー香る辛旨セビーチェ」を作ることに。セビーチェとは南米・ペルー名物の魚介類のマリネのこと。白身魚に鯛を使用し、マリネ液には酢ではなくレモン汁を大さじ1ほど、たっぷりと入れました。材料をカットして調味料を混ぜるだけの簡単調理です!

中本6

 材料を混ぜたあとに15分寝かせたので、白身魚や紫玉ねぎに味がしみしみ…。優しめの辛さで、食べた後にピリリと辛さがほのかに残る感じが◎ パクチーと紫玉ねぎの歯応えも最高。パクチーと赤唐辛子のコンビが美味しいので、タイ料理好きにもおすすめしたい味。我慢しきれず、一口飲みながらの撮影となりました…!

中本7

 セビーチェをいただきながら飲んでいたのは「ピリ辛ブラッディメアリー」。本書ではなんと“激辛カクテル”の作り方まで紹介されているんです。ウォッカ+トマトジュースのカクテルで、タバスコが大さじ1も入っているので激辛好き向け。飲んだあとに「辛い…でも美味しい」と口にせずにはいられない! 夏の風のようにさわやかな辛さが癖になってグイグイいっていると…あっという間に酔います(笑)。ほかに、赤唐辛子を使ったスパイシーモヒートもおすすめ。

全100品のバリエーション。めくるめく辛旨の世界へ!

中本p16

 世の中にはこんなに辛い料理があったんだ…と思うほど種類豊富な全100品。チーズタッカルビや麻婆豆腐などの定番メニューに加え、辛旨のシーフードドリア、つけそばのような変わりダネも。作り置きできるタレやメニューも充実。自宅でも辛旨のメニューは楽しめるんですね。蒙古タンメン中本が本気で考えた、辛旨のアイデアにしびれます…! 「辛さレベル」が選べるので、辛さ控えめが好きな人でもOK。自分が好きな辛旨を求めて、毎日のようにバリエーションを変えて楽しむのもおすすめです。

文=吉田あき

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