夏に向けて、今がチャンス! イヤイヤ期、ラクラクおむつ卒業! に効く絵本

出産・子育て

公開日:2018/5/7


 暖かくなってきて、新生活にもなれてきたこの時期は、小さな子どもたちがトイレトレーニングをはじめるのにとてもいい季節です。しかし、2~3才ごろのおむつを卒業しようというお子さんたちは、ちょうど自我が芽生えてやってきた「イヤイヤ期」真っ最中。それだけでも毎日大変なのに、トイレトレーニングも!? というママやパパも。

■トイレトレーニングへのリアルな声

 育児雑誌『ベビモ』編集部へ寄せられたアンケートによると、お子さんがトイレに行きたくないと言うのには理由があるようです。2才前後のイヤイヤ期は初めて体験することが多すぎて、できないことにもイヤイヤしがち。どうしてイヤなのか、まずは子どもの気持ちにより添ってみましょう。

・おむつが安心する
・このままあそんでいたい
・今は出ないと思っている
・トイレの閉鎖されたっ空間や、流れる音がきらい など


 そしてそんな子どもたちが、どのようにしてトイレトレーニングに成功し、おむつを卒業していったかを分析したところ、下記のステップが見えてきたそうです。

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おむつに出た!って言えた!

出そうって言えた!

おまるでできた!

自分からトイレへ行けた!

トイレに入れた!

パンツでトイレに間に合った!

便座でできた!


 このリアルな子どもたちのようすを、絵本の中で体現しているのが、TVで大反響!イヤイヤ期乗りきり実用えほん『いるよね〜!こんなこ』で大活躍中の、イヤイヤ期キャラのブブタです。

■前からと後ろから、1冊で2つのおはなしが楽しめる絵本

 今回発売された実用えほん『トイレなんてだいっきらい!』は、前から読むと、トイレに行きたくない子どもの、イヤイヤアルアルシーンが満載! イヤがるのはなぜか? お子さんの気持ちに寄り添います。でもブブタは、トイレをイヤがっているだけではありません。前作同様、ひっくり返して後ろから読むと、『できたね〜! ブブタ』のおはなしが。おむつ卒業までのひとつひとつのステップに成功していく、ブブタの姿が描かれています。


■おむつ卒業への近道は安心感

 この絵本の監修者、お茶の水女子大学教授で、文京区立お茶の水女子大学こども園園長の宮里暁美先生はおっしゃっています。「トイレトレーニングの成功への近道は安心感。絵本の中のブブタのお母さんのように、いつもパンツを持ってスタンバイしているから、おもらししても大丈夫!と見守るお母さんがそこにいてくれていることが、なによりです」


 トイレトレーニングを始めるには絶好のこの季節。ぜひ、絵本のブブタを味方につけて、親子でラクラクおむつ卒業へ! 応援してます!