たったの5日で夜泣きがなくなる! 赤ちゃんの生活リズムを整えて夜ぐっすり眠らせる方法とは

出産・子育て

2018/8/29

『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(著:清水悦子、監修:神山潤/かんき出版)

「赤ちゃんの夜泣きは仕方がない」「ママが我慢するしかない」と思っていませんか? これ、どちらも答えはNOだそうです。先輩ママたちの間でロングセラーとなっている『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(かんき出版)によると、3つの方法を試すだけで、ママが我慢することなく、赤ちゃんの心地よい安眠を確保できるといいます。

 著者は、夜泣き専門保育士の清水悦子さん。生後6カ月から始まった娘の夜泣きに悩まされ、ほぼ育児ノイローゼ状態になっていたところ、自ら編み出した夜泣き改善方法によって、たったの5日間で奇跡的に夜泣きがなくなったとか。もともとは理学療法士だったという著者が、医学的な論文などを徹底的に調べ、試行錯誤を繰り返しながら見つけた方法とは?

■夜ぐっすり眠らせたいなら、朝日を浴びさせて

 夜泣き改善のために、寝かしつけの方法や生活リズムの整え方などが紹介されている本書。その中で、著者が「まずは3〜4日チャレンジしてみて」と提案するのが、次の3ステップ。このステップを実践するだけでも、多くの赤ちゃんの眠りの悩みが解決されるといいます。

【ステップ1】朝は7時までに起こそう!

 朝は7時までに起こしましょう。前の晩、夜10時以降に寝た場合は、朝8時を目安に。ポイントは、カーテンを開けて朝日を浴びさせること。日当たりが良くない部屋や天気が良くない日は、代わりに電気をつけてもOK。赤ちゃんが目を開け、周囲を確認する様子が見られたら、これから何をするのか声をかけてから、「抱きあげる」「顔をふく」「オムツを換える」など、朝の習慣を始めることをすすめています。

【ステップ2】お昼寝の時間を調整して、日中は活動的に過ごそう!

 午前中は、お散歩や外遊びなど、太陽の光を浴びて活動的に過ごすのが◎。なぜなら、午前中の太陽の光が、夜に強い眠気を起こすメラトニンというホルモンの分泌を高めてくれるから。お昼寝は、したいだけさせるのではなく、決まった時間が過ぎたら起こすようにして。夜の睡眠に響かないように、夕方5時以降はなるべく寝かさないことがポイントだとか。月齢別のお昼寝時間(朝寝、昼寝、夕寝)の目安は、本書を参考に。

【ステップ3】寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!

 夕食やお風呂を済ませたら、部屋の明かりを薄暗くして、スキンシップをとりながら30分間のイチャイチャタイムを過ごしましょう。授乳中の赤ちゃんはこの時間を利用しておっぱいやミルクを、卒乳した子は絵本やお絵描きなど静かな遊びを。お話ができる子には、1日を振り返り、子どもの「よかった行動」を具体的に伝えることもおすすめしています。この習慣はママと赤ちゃんの絆を深め、日中の興奮を静める役割もあり、赤ちゃんに心と体の寝る準備を促すことにもなるそうです。

■遅くとも朝8時までに起こし、夜9時には寝かせる

 本書では朝は7時までに起こし、夜は低月齢のうちは夜7時に寝るなど、早寝早起きをすすめています。これは、必ずしも夜7時に寝ることが夜泣きを改善するわけではなく、「日本の赤ちゃんは世界一の夜更かし」という事実にもとづき、赤ちゃんの睡眠時間が短くなっていることを心配しているから。

 とはいえ、寝かしつけが夜9時頃になってしまう家庭が少なくないことを踏まえ、スケジュールを変更する方法も紹介されています。ただし、どれだけ遅くても朝8時までに起こし、夜9時には寝かせることが大事。保育園に通わせている、上の子がいるなどで早寝早起きが難しい場合は、参考にしてはいかがでしょうか。

■一番大事なのは…「ママが笑顔でいること」

 赤ちゃんが泣きやまないと、「ママは信頼できない!」と言われているようでイライラすることがあります。でも、赤ちゃんは気持ちを必死に伝えようとしているだけ。もしそこでイライラして、泣くことを責めてしまうと、赤ちゃんが「泣いている自分はダメな子」と自分を追い詰め、“ママの前で泣けない子”になってしまうのだとか。著者は娘のそんな行動に後から気づき、涙が止まらなかったといいます。

 だからこそ、医学的な側面だけでなく、赤ちゃんとママの気持ちに寄り添った夜泣き改善を考えたのだとか。

 赤ちゃんはママのことが大好き。だから、夜泣きには理由も改善法もあるけれど、一番大切なのは、ママが笑顔でいること。「赤ちゃんが笑ったら、笑いかえす。泣いたらあやす」この当たり前なことができないほどつらいときは、赤ちゃんと離れる時間を持つなど、「自分が笑顔になれること」を思いつくことからやってみてほしい。周りの人や支援サービスを頼ることもそのひとつ、と著者はママたちに投げかけています。

文=吉田有希