塩麹ブーム火付け役の女将が伝授!塩麹を使った手軽でおいしいメニュー

浅利妙峰

2012/7/28

糀屋本店の塩麹レシピ

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : PHP研究所
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:浅利妙峰 価格:1,000円

※最新の価格はストアでご確認ください。

遅ればせながら「塩麹ブーム」に乗るべく、塩麹を購入したはいいものの、使い方のバリエーションが一向に広がらなく、塩麹は冷蔵庫の片隅に鎮座したまま。そんな私がダウンロードしてみましたのが『麹屋本店の塩麹レシピ』。本書は、塩麹ブームの火付け役とも言える「麹屋本店」の「女将」浅利妙峰さんによる、塩麹を使った簡単料理のレシピ集です。

「浅利家の食卓」と題した1章に登場するのは、簡単さつま、けんちん汁、かぼすジュース、あじ寿司等。大分県在住の著者ならではのメニューもあり、どれもおいしそう。それに続くのは、「野菜のおかず」、「肉・魚のおかず」、「ごはん・パスタ」、「スープ」、「酒の肴」、「塩麹スイーツ」と、ようするに何でもありなんです。塩麹を塩の代わりに使って、塩分とうまみを加え、料理をさらにおいしいものにしようというのが著者の考えていることですから、どんな料理にも塩麹は使えるのです。

浅利さんは「平成の大改革!」と称して、調味料の基本、「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」の「し」を塩麹に替えて、「さ」を、やはり麹を使って作る甘酒にし、すべて発酵調味料としてしまおうというのです。発酵食品はうまみ成分の宝庫。料理がおいしくならないはずはありません。

和食のイメージがわきやすい塩麹ですが、塩麹ハンバーグ、塩麹パエリア、ミネストローネ、チリスープ、こんにゃくカルパッチョと、伝授されるレシピはバリエーションに富んでいます。麹屋の娘として生まれながら、麹と深い関わりをもたずにきた著者が、家業に携わり、麹の魅力にとりつかれ、そのすばらしさを広めたいと願った故の多彩なメニュー。どれもほんとうに簡単にできるものばかりです。料理がちょっと苦手という方も、塩麹の力をかりれば、料理の腕があがること間違いなし。お試しいただきたいメニュー満載の本書、ぜひ、ご一読ください。


麹屋本店の店構え。レトロな感じがいいですね

メニュー紹介の前には、「塩麹」、そして、麹を使った「だし麹」、「麹納豆」に関するレクチャーもあります

塩麹の作り方。麹、塩、水がそろえば、塩麹を自分で作ることもできます

見てください!おいしそうなけんちん汁。味噌や醤油、だしいらずでたちまちお袋の味ができちゃうのです