忘れられつつある「禁忌」の習俗を探る──民俗学者・柳田国男による大いなる「記録」の遺産

レビュー

子供の頃「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」などと教えられたことがある。正直、理由はよく分からなかったが「そういうものか」と思ったものだ。このような「理由は不確かだが戒められている行為」というのは…

本文を読む