「しなければ」と思っていること、じつは「しないほうがいい」ことかも?/無理しない生き方

暮らし

公開日:2022/8/11

マジメがいいとは限らない

 また、仕事においても、「しなくてもいいこと」が案外あります。

 たとえば、あなたがマジメに定刻の10分前に出社している一方、しれっと10分、20分遅れてくる先輩・後輩が、なんのお咎めもなし、なんてことがあったとしましょう。

 そういった職場環境であれば、何も定刻10分前に到着せず、二度寝を少ししてから家を出たり、出社前にカフェでコーヒーを飲んだりしてから、同じように遅れていけばいいのです。

 ちなみに、僕は、こうやって本を出す機会をいただいていますが、自分で文章を書くことはほぼありません。

 しゃべったことをライターさんに筆記してもらったり、僕がだらだらしゃべっているユーチューブの内容を編集者にまとめてもらったりすることで、本を出すことができています。つまり、本を出すのに、自分で書かなければならない、ということもないのです。

 どんなときでもマジメなのが最良なわけではないし、がんばらなくてもいいタイミングだってある。

 マジメな人ほど、こういったことを、知っておくべきでしょう。

「しない」ことを決めておけば時間にもお金にも心にも、余裕が生まれる

 それに、積極的に「しないほうがいい」ことも、たくさんあります。

 たとえば、投資。年金制度の根本的な問題を隠すためなのかどうかわかりませんが、最近は、政府も国民に投資を推奨しています。

 でも、平均年収前後の人が投資に時間や労力をかけたところで、1年に数万円の利益を出すのがやっとでしょう。

 そんな額なら、日雇い労働を数回入れて稼げば、済む話です。投資に無駄な時間・労力をかける必要は多くの人にとって、ありません。

 そんな時間があるのならば、趣味の映画やゲーム、家族と一緒にいることに費やしたほうが有意義ですよね。

 本書では、そんな、

「じつは、しなくてもいいこと」
「じつは、しないほうがいいこと」

 をいろいろ紹介していきます。

 マジメに生きてつらい人や、がんばりすぎて疲れてしまう人は、本書を参考に、ぜひ「無理しない生き方」を実践してみてください。

 そのほうが時間にもお金にもそして心にも余裕ができるし、もっとラクに生きられるはずですよ。

ひろゆき

<第2回に続く>


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