腸内環境の改善は継続が重要。「バナナ腸活」で得られる効果とは?/腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由

健康・美容

公開日:2022/10/22

バナナにはレジスタントスターチが多く含まれている。

腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由 医師も実践している本気の腸活

レジスタントスターチとは、難消化性でんぷんのことです。

その活躍はいわば二刀流で、消化されずに腸に届き、便のかさを増やしてお通じをよくして、腸をきれいにしてくれる腸活には欠かせない不溶性食物繊維、そして、腸内細菌のエサになって、腸内環境をよくする水溶性(発酵性)食物繊維の両方の役割を果たしてくれます。その効果から、ハイパー食物繊維という異名もついています。

さらに、食後の血糖値の上昇を穏やかにして満腹感を持続させる作用があることも確認されています。

バナナには、レジスタントスターチ以外にも腸にいい栄養素がたくさん含まれています。

なにより、包丁いらずで、洗わなくても皮をむけばすぐ食べられる。

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持ち運びもでき、飽きにくい。あまくておいしくスーパーやコンビニなどいたるところで売っていて1年中、全国どこででも手に入る。

2005年から毎年実施されている「バナナ・果物消費動向調査」では、17年間連続「よく食べる果物」の第1位とみんなも大好きな果物。

料理で使えば、砂糖の使用量を減らすこともできる。

これならと思い、その効果をはかるために研究をはじめました。

その結果、まだまだ、これから継続して研究する必要はありますが、1日2本のバナナを2週間食べることによって、約半数の方々に、

・腸の環境改善
・自律神経の活性化
・ストレス改善
・気分改善

という4つの効果が見られ、2022年、日本抗加齢医学会で発表しました。

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本書では、そんなバナナで腸を整える「バナナ腸活」のやり方を紹介しています。

バナナをただ食べるのもいいのですが、そのパワーを最大限に活用するにはちょっとしたコツがあります。

たとえば、下の3つのバナナの中で腸活に最も適したバナナはどれだかわかりますか?

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<第2回に続く>

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