第7回「月刊少女野崎くん」

マンガ

公開日:2023/12/27

鈴原希実

今年も早いもので、残すところわずかになりましたね!
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

12月は師走というだけあって、忙しくされている方も多いと思います。

今日はそんな忙しい日々の中でも、気軽に読むことが出来る。
そしてクスッと笑えて気分を上げてくれる。
そんな作品をご紹介したいとおもいます!

今日紹介させていただく作品は「月刊少女野崎くん」。
男子高校生で少女漫画家である野崎くんと、ひょんなことから彼のアシスタントをすることになった佐倉千代ちゃんを中心としたコメディ作品です。

アニメ化もされている人気作品で、4コマ漫画形式なので空いた時間にサクッと読むことができます。

そしてこの作品の一番の魅力は、なんといってもとにかく明るい作風!

現在15巻まで発売しているこの作品なのですが、シリアス展開になったことがほぼありません!

少しシリアスになっても大抵勘違いだったり、最後には笑える展開が待っているので安心して読み進められます!

更に登場キャラクターが魅力的!
一癖も二癖も三癖もある子しか居ません!

私の推しキャラは鹿島遊というキャラで、演劇部に所属する二年生の女の子。
とにかく美形な顔立ちで、男の子に間違われることもしばしば。
ただ間違われても本人は全く気にせず、むしろ女の子大好きで日々周りの女の子達に甘い言葉をかけているような子です。

他にも、
本人はカッコイイキャラに憧れているが、毎回ちょっと照れが入ってしまうその様子が愛らしく、勝手に野崎の描く少女漫画ヒロインのモデルにされている御子柴。通称みこりん。

野崎くんに片思いしている女子高生。
野崎くんに対しての熱量が尋常ではなく、たまにとんでもない暴走をする佐倉千代ちゃん。
大きなリボンを付けており、リボンが本体と言われることもある。身長は145cm。

演劇部の部長で大道具を担当しており、野崎くんのアシスタントも担当している堀先輩。
一見一番しっかりした人に見えるが、演劇に対してと鹿島の顔に対する熱量は人一倍。

などなど、沢山の個性豊かなキャラクターが登場します!
登場キャラクターみんなが人の目を気にせずに、自分の好きという気持ちや自分の信念を貫き通している所も大好きです!

私はこの作品に出会って、自分の好きを貫き通すことの大切さをすごく感じました。

自分を何か別のもので偽ったり覆い隠していると、その覆い隠したものに共感してくれる人しか集まらず、結果的に息苦しくなってしまうかもしれない。

でも勇気を持って自分の好きを発信していれば、いつか誰かに届いて、素敵な輪が広がっていくんじゃないかなと思っています。

私がSNSで発信している言葉や、ここで紹介させていただいている作品も、全て。
そういった想いを込めて紹介させていただいています。

いつか誰かに届くと嬉しいです。

それではまた来年お会いしましょう!またね。

鈴原希実

<第8回に続く>

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