【1分間名作あらすじ】坂口安吾『堕落論』――戦中と戦後の違いから明確になった人間の本性、「生きるということ」

文芸・カルチャー

2018/5/9

『堕落論 (新潮文庫)』(坂口安吾/新潮社)  第二次世界大戦直後の日本社会の倫理観を観察し、戦時中の体験を踏まえながら、これからの人々の生きる指標を示した坂口安吾の代表作。  日本は戦争に敗れ、かつての特攻隊の勇士の生き残りは闇市で稼ぐことで転落する。健気に夫を見送り、位牌の前で独り亡き夫を想いながら生きていくもの... 続きを読む