寝すぎると死亡率が高くなる!? ◯時間以上寝ると…/『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』③

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公開日:2020/3/15

体のなかはわからないことばかり! そんな不思議を集めた本がついに登場!! あなたは自分の「体」を知っていますか? 実は知っているようで、我々の体はわからないことばかりなんです。そんな体に関するオドロキを1冊にまとめたのが、『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』です!

『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』(奈良信雄:監修、加納徳博:絵、こざきゆう:文/ポプラ社)

毎日10時間以上ねると死亡率が高くなる

ざんねん度 ★★★★★

 寝不足よりは、たっぷりねたほうが体にいい! とはいえ、何ごともやりすぎはよくないように、10時間以上ねちゃうと、健康に悪いし死亡率が上がってしまうのだ。

 日本人の睡眠時間の調査によれば、睡眠時間が約7時間だと死亡率はもっとも低く、明らかに寝不足な4時間以下では死亡率は1.6倍。ぎゃくに、寝すぎの10時間以上だと1.7~1.9倍だった!

 その理由としては、ねすぎると脳がつかれてしまうこと、長時間横になると体の血行が悪くなり、脳に十分な酸素と栄養がいかなくなること、そのため脳機能が低下することなどが考えられているよ。ちなみに天才科学者アインシュタインは1日に10時間ねていたそう。個人差はあるんだろうね。

<第4回に続く>