臼田あさ美「ZICOにまつわる5曲」/私たちのK-POP偏愛プレイリスト①

エンタメ

更新日:2020/11/20

 すでにK-POPに慣れ親しんでいる人はもちろん、「BTSの『Dynamite』の次に何を聴けばいいの?」という初心者まですんなり楽しめるプレイリストを、K-POPを本気で愛してやまない著名人がごく私的な目線でセレクト!

vol.1 臼田あさ美「ZICOにまつわる5曲」

臼田あさ美

 一過性のブームを超えて、世界の音楽シーンにおいても不動の地位を確立したK-POP。日本でも街中やテレビのBGMで耳にする機会が増え、興味を持ち始めた人も多いはず。

 すでにK-POPに慣れ親しんでいる人はもちろん、「『Dynamite』の次に何を聴けばいいの?」という初心者まで楽しめる導入編として、K-POPを愛してやまない著名人が「ごく私的なおすすめ5曲」を紹介する連載がスタート!

 記念すべき第1回は、女優・臼田あさ美さん。もともとカルチャーへの造詣の深さや作品選びに定評があり、K-POPラバーの間でも一目置かれる彼女が選んだのは?

「ZICOにまつわる5曲」Selected by 臼田あさ美

「私がK-POPの虜になるきっかけのアーティスト・ZICO(ジコ)。彼の存在を知ったのはBlock B(ブロックビー)としての『アイドル』の姿でした。その後『ラッパー』としても存在を確立していたり、テレビ番組を見ていると『プロデューサー』として登場したりと、気がつけばK-POPを知っていく過程で無視できない人物になっていました。

 ということで今回は『ZICOにまつわる5曲』で選曲させていただきました。私が思うK-POPの魅力、Japanese ver.(日本語版)の言葉選びやハマりがおもしろいことや、みんなが覚えてマネしたくなるような振り付け、仲間同士のfeat.(フィーチャリング)やクルーで生まれる名曲、アイドルが持つしっかりとした歌唱力、そして群舞。他にもたくさん魅力はありますが、今回の選曲を通してお伝えできたら幸いです。

 あぁ~泣く泣く外したアレやコレやも紹介したかった~と後ろ髪引かれる思いもありますが、それは、またの機会に!」

▶Play


※「Paradise(feat.FANXY CHILD)」はSpotifyでの取り扱いなし


 

①Very Good/Block B

「BLOCK Bがデビュー後初の1位を獲得した代表曲。韓国では2013年に、そして日本語版も2015年に出ています。日本語のハマりもおもしくて、テンション上がる一曲。他のブロビ曲もぜひ!」

 

②Any Song/ZICO

「2020年の大ヒット曲。『#アムノレチャレンジ』という、あらゆる著名人が振りを踊ってSNSにアップする現象も起こし、一見ゆるくポップな感じもしますが、MVや歌詞から受けるメッセージ性もとても好きでした」

(編集部注※アムノレチャレンジ…Tik TokやInstagramで公開された振り付け動画。MAMAMOOのファサやチョンハ、女優のパク・シネ、日本でもDA PUMPやTHE RAMPAGEなどがチャレンジし話題に。SNSで「#아무노래챌린지」「#AnysongChallenge」で検索。参考https://vt.tiktok.com/ZS4tF1Ve/

 

③Paradise(feat.FANXY CHILD)/millic

「とにかくかっこいい曲です。FANXY CHILDというZICO率いる仲間たちのクルーも、個々のセンスが光っていて目が離せません」

 

④Flower Way/SEJEONG

「ど直球のバラード曲。この楽曲のプロデュースも手がけているのは、驚き。I.O.Iでデビューしたセジョンが実力を発揮したソロ曲」

 

⑤MOVE/X1

「韓国の人気オーディション番組『PRODUCE X 101』にプロデューサーとして参加したZICOの提供曲。ZICO×群舞は私得。ぜひ11人のフレッシュなパフォーマンス動画と一緒に楽曲の魅力に触れてほしい。定期的に観たくなる一曲です」

 

文=五十嵐フィリョーズ

<第2回につづく>