「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは?/大人の博識雑学クイズ

文芸・カルチャー

公開日:2021/3/25

【答え】麺の太さ

【ポイント】
日本農林規格(JAS)では、原材料に小麦粉またはそば粉に塩などを使って乾燥させた「乾めん類」を、機械製麺の場合、直径1.3ミリ未満を「そうめん」、1.3ミリ以上1.7ミリ未満を「ひやむぎ」と規定している。なお、この規定では、1.7ミリ以上は「うどん」、4.5ミリ以上は「きしめん」となる。そうめんとひやむぎはもともと製法が違ったが、明治時代に製麺機が発明されると製法の違いが曖昧になり、機械製麺が普及するにつれて両者を区別しにくくなってしまった。そこで1968(昭和43)年、太さを基準とするJASの分類が定められたのである。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。著書に『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』『雑学大王 日本史編』(以上、中経の文庫)がある。