日本のことわざ「喉元すぎれば熱さを忘る」。韓国ではあの“生き物”のことわざに!/世界のふしぎなことわざ図鑑

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公開日:2021/10/16

日本のことわざ 逃がした魚は大きい

320のことわざで 世界が見渡せる 世界のふしぎなことわざ図鑑

意味 釣りかけて逃がした魚は、実際以上に大きなものに感じられます。魚とかぎらず、もう一歩のところで取り逃がしたものは、とても価値のあるものに感じられることもいいます。

用例 「ピカソの若い頃のデッサンが売りに出たと聞いて、すぐ骨董屋に出かけたけど、一歩遅かった」「残念ですね」「あれはまちがいなく本物だった。逃がした魚は大きいよ」

 

トルコのことわざ

逃がした魚は大きい

Kaçan balık büyük olur.

説明 釣りそこねた魚や失ったチャンスを大きく感じるのは、どこの国でも同じです。

 

韓国のことわざ

逃がした魚はいっそう大きい

놓친 고기가 더 크다

説明 逃がしてしまうと、悔しさもあって実際以上に大きく感じるものです。

 

中国のことわざ

死んだ子はかしこく、逃がした魚は大きい

死了的娃娃乖、跑了的魚大

320のことわざで 世界が見渡せる 世界のふしぎなことわざ図鑑

説明 早く亡くなった子どもを思い出すと、とても良い子だったと思うのは、親の気持ちとして当然でしょう。逃がした魚といっしょにはできませんが、どちらも二度ともどってこないのは同じです。

<第5回に続く>

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