相手は私に心を許してくれる…? まずは自分を判断してもらうための材料を提供しよう/2度目の会話が続きません

ビジネス

更新日:2022/7/21

●情報ではなくエピソードを伝えよう

 とはいえ、「私は信用のできる人です」とか、「まじめな人間です」と言っても、それはなかなか伝わりません。

 また、「○○会社に勤めています」「○○に関しての知識には自信があります」というのも、ただの肩書きに過ぎず、あなたを人として判断する材料にはなりづらいのです。

 人が判断材料にするのは、あなたがふだんどんなことをして、どんなことを話し、どんなことを感じながら暮らしているのか? そんなことなのです。

 たとえば、

「ランチはコンビニ弁当が多いのですが、人気のビーフハンバーグ弁当が残っていた日は天国です」

「グループLINEにみんなが書き込みをして、自分も続きたいのですが、いつもそのスピードに乗れないでいます」

「朝起きたときに今日は何曜日かわかるまで数分かかります。まだ火曜日だと悲しいです」

 つまり、あなたの日常のエピソードですね。

 素直でありのままのあなたが伝わってくると、人はあなたに親しみを感じます。

 こういう話題をたくさん見つけられるようになると、2度目の会話に苦労することはありません。

POINT
日常のエピソードが、相手にとっては大切な判断材料になる

<第6回に続く>


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