「自称ズボラさん」も「ダイエット失敗組」も全員集合! 夏本番前に結果を出すトレーニング7選

暮らし

公開日:2020/7/19

 今年もそろそろ暑い夏がやってくる。薄着で外出するようになると気になるのは“自分の体型”。しかし、世の中には、「できることなら痩せたいけど、なるべくなら家から出たくない」というズボラな人たちも多いのではないだろうか? そこでここでは、“頑張りたくない人”におススメのダイエット本を厳選して紹介。自宅で実践できるトレーニング方法が盛りだくさんなので、毎日続けられること間違いなし!

毎日の「歩き方」を見直すだけで全身痩せにつながる!

『いつものウォーキングが最強のボディメイクに変わる! やせウォーク 4週間プログラム』(森拓郎/扶桑社)

『いつものウォーキングが最強のボディメイクに変わる! やせウォーク 4週間プログラム』は、痩せるウォーキングの方法を教えてくれるダイエット本。同書によると痩せるためには、きつい運動や食事制限をする前に、「歩き方」を見直すと良いそう。
 
 トレーニングは毎日行う「ベーシックストレッチ」と週替わりの「スぺシャルトレーニング」で構成されており、自宅で1日10分という手軽で時短なプログラム。1つ1つのトレーニングは簡単だが、「太る歩きグセ」を見直していくことで、痩せるウォーキング“やせウォーク”が身につく。
 
 逆に「太る歩きグセ」を続けていると、脚が太くなってしまう原因にも。「靴底のかかとが極端に減る」「雨の日、水はねがすごい」「歩くと脚がパンパンになり、疲れやすい」といった項目が当てはまる人は要注意だ。たかが「歩き方」だが、されど「歩き方」。毎日のウォーキングを改善して、無理せず“全身痩せ”を目指してみたい。

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「タン・タン・ターン」のリズムでダイエット! なぜ痩せる?

『医者が絶賛する歩き方 やせる3拍子ウォーク タン・タン・ターン♪で楽しく続く』(山口マユウ/ダイヤモンド社)

『医者が絶賛する歩き方 やせる3拍子ウォーク タン・タン・ターン♪で楽しく続く』も、「歩き方」に着目したダイエットメソッド。著者の山口マユウ氏が20年かけて開発した、「やせる3拍子ウォーク」の方法を紹介している。
 
「やせる3拍子ウォーク」がどんなダイエット方法なのかというと、「タン・タン・ターン」というリズムに合わせて歩くだけ。3歩目の“ターン”の部分だけ、歩幅を人差し指1本分(約8cm)大きく広げるのがポイントだ。
 
 実際に、「TVチャンピオン」で3回優勝経験を持つ男性パティシエは、「やせる3拍子ウォーク」を取り入れて12kgのダイエットに成功したのだとか。「足と歩行の診療所」の吉原正宣医師も、この歩行メソッドの効果に太鼓判を押している。
 
 また同書では、その場で足踏みしながら3歩目で両手を高く上げる「タン・タン・アップ♪」なども紹介。こちらは移動をしないトレーニングなので、より自宅で実践しやすいそう。

ズボラ女子が提唱するダイエット方法って?

『最強ずぼら女子が成功した唯一のダイエット』(ちぃ/KADOKAWA)

 ズボラさんでも継続できるトレーニングを知りたければ、ズボラな人に聞くのが一番。『最強ずぼら女子が成功した唯一のダイエット』は、運動嫌いでギトギト料理が大好物だという著者・ちぃさんのダイエット本だ。
 
 同書によると以前までの彼女は、買い物にいくだけでヘトヘトになってしまうほど運動不足だったそう。そんな著者がダイエットを始めるにあたりまず心掛けたのは、“少しでもいいから運動する”ということだった。最初に設定したトレーニングノルマは、なんと最低30秒。しかしそんな“小さな一歩”を毎日積み重ねていくことが、継続していくためのコツなのだという。
 
 そしてトレーニングをする時間帯は“朝”のスキマ時間。本書曰く朝にトレーニングをすると、一日中エネルギー消費が高い状態を維持できるそう。どのようなトレーニングをやるにしても、一番重要なのは「いかに続けるか」。ダイエットに挫折しそうな人に手に取ってもらいたい1冊だ。

ペットボトルを使って“美乳”トレーニング

『美胸くびれ メリハリトレーニング』(相良梢/文藝春秋)

 メリハリのあるスタイルを手に入れたい…と願う女性におススメなのは、『美胸くびれ メリハリトレーニング』。同書では“女性らしい体”を作るためのトレーニングメソッドを、美人パーソナルトレーナーの相良梢さんが紹介している。
 
 さっそく美胸トレーニングの一例を見てみよう。まず500mlのペットボトルを両手の平で合掌をするように胸の位置で挟み、大胸筋上部に刺激が入っていることを確認。この力加減をキープしながら、ゆっくり腕を前に伸ばしていく。次は元に戻してから腰のあたりまで下げ、頭上に持ち上げて1セット終了。これを60秒ほど繰り返すと良いそうだ。
 
 胸の90%は脂肪でできているので、ダイエットをすると胸まで痩せてしまいがち。でも、大胸筋上部だけを鍛えることで、中部と下部の脂肪をキープできるので胸のボリュームアップが期待できる。その他にも同書には“美しく痩せる”方法が数多く掲載されているので、気になる人はぜひすぐ確認してみたい。

宅内エクササイズで効果的に“部分痩せ”をするには?

『体幹リセットダイエット 究極の部分やせ』(佐久間健一/サンマーク出版)

『体幹リセットダイエット 究極の部分やせ』では、気になる部位のサイズをダウンさせるダイエット方法を紹介。下腹や太もも、二の腕など、気になる部分の“部分痩せ”を狙えるトレーニングが掲載されている。
 
 例えば“下腹痩せ”のトレーニング方法は、まずうつ伏せになり脚は腰幅に。手の甲に顎を乗せて正面を見たらスタンバイ完了。この状態で片方の脚だけを曲げ、体をねじるようにしてもう一方の脚側に。脚を床につけた状態で6秒ほどキープしよう。最初は大きくねじろうとせず、徐々に動きを大きくするのがポイント。このエクササイズで「大腰筋」を伸ばすことにより、下腹の引き締めが期待できるそう。
 
 綺麗なスタイルを作るためには、気になる部分だけをサイズダウンさせる部分痩せも大事。「海に行くからもう少しだけくびれがほしい」「スカートを履くから脚痩せしたい」という希望がある人には、うってつけなトレーニング方法かも。

本気で痩せたい人は“ダンベル”を使うべし!?

『マンガでわかる カラダが激変する本気の筋トレ』(岡田隆:著、ほづみりや・サイドランチ:マンガ/池田書店)

「今年は絶対に痩せてやる…」と闘志をみなぎらせている人には、『マンガでわかる カラダが激変する本気の筋トレ』がおススメ。同書では肉体改造のプロ・岡田隆氏のトレーニング方法が、漫画でわかりやすく紹介されている。
 
 自宅でのトレーニングといえば、自分の体重を負荷にする「自重トレーニング」が一般的。腕立て伏せや上体起こしなどが、自重トレーニングに該当するだろう。しかし同書によると、短期間で結果を出すのであれば自重トレーニングでは限界が…。そのため本書は、ダンベルやクッションを使ったトレーニングを提案しているのだ。
 
 例えば「ダンベルトライセプスエクステンション」は二の腕を狙ったトレーニングで、まずダンベルのプレート部分を両手で持ち、首の後ろに構える。その後ダンベルを真上に持ち上げるが、負荷が逃げるので垂直よりも前に出さないよう注意。他にも“ガチな筋トレ”も多数紹介されているので、絶対痩せたいというモチベが高い人は要チェックだ!

流行りの“美尻トレーニング”をもっと手軽に!

『美尻トレ 究極のヒップメイク』(岡部友/文藝春秋)

 ここ最近、“美尻トレーニング”がちょっとしたブームになっている。そこでおススメしたいのが、綺麗なお尻を作るためのダイエット本『美尻トレ 究極のヒップメイク』だ。美尻の魔術師と称されている岡部友さんがお尻のトレーニング方法を紹介しており、発売当時に大きな注目を集めた1冊でもある。
 
 同書によると綺麗なお尻を作るためには、むやみに筋トレをしてもダメだそう。ダイエット=脂肪燃焼というイメージがあるが、適度に脂肪を残さないと“美尻”は生まれないのだ。
 
『美尻トレ』以外にも美尻トレーニングを紹介する書籍は数多く発売されているが、ズボラな人におススメしたいのは「エアーマッサージャー」を使ったダイエット。近頃はお尻を引き締めてくれる「骨盤おしりリフレ」なども発売されており、装着してスイッチをオンにするだけでマッサージしてくれる優れもの。
 
「トレーニングがどうしても続かない」という人は、便利グッズに頼るのも1つの手段。上手に有効活用することで、より効率的にダイエットできるかも。

 一言で“ダイエット”と言っても、痩せるまでに至る手段はさまざま。自分に合った方法でトレーニングを続けられるのが一番ではないだろうか? 気になるトピックがあれば、まず今日から紹介した本を手に取ってみてほしい。