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老いの道づれ: 二人で歩いた五十年

老いの道づれ: 二人で歩いた五十年

老いの道づれ: 二人で歩いた五十年

作家
沢村貞子
出版社
岩波書店
発売日
1995-11-08
ISBN
9784000002554
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老いの道づれ: 二人で歩いた五十年 / 感想・レビュー

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団塊シニア

38歳で再婚同士の夫婦、ご主人に最期まで尽くした人生、「私の願いはあなたのしあわせ、そしてあなたがしあわせなら私もしあわせ」という言葉に凝縮されるように二人が寄り添った理想の夫婦だったと思います。

2015/08/10

椿

黒柳徹子さんの本に登場したので、興味があって。沢村貞子さんのことは全然知らなくて、見たことあるなぁ、くらいの印象だった。本のカバーは、旦那さんの遺骨を包んである風呂敷と同じだそう。どこまでも、旦那さんを大切に考えていた人だったんだなぁ。

2015/12/27

しゃんしゃん

出会いも別れも運命としか言いようがない。家族ある二人は出逢うべくして出逢う。他の道もきっとあった筈だが共に困難な道を歩こうと決める。二人は手を取り合って一途に、そして懸命に生きる。信じあい頼りあい愚痴をこぼすことはなかった。正式な夫婦となるには20年の歳月が必要だった。刻が経つほどにお互いを思いやる心は深く、そして絆は強固になる。話しあうことの大切さを知ることが出来た。また夫婦とはどうあるべき という大きなテーマの答えを知った気がする。がっちりとかみ合った夫婦そして家族は人生を何倍も豊かにする。

2016/05/16

がんぞ

新劇運動に参加したため、出来たての治安維持法で逮捕され、未決(予審)1年半・懲役2年/しかしのちに夫が芸能通信社を乗っ取られそうになったとき、女親分が「赤い女優だってね」と尊敬して手を引いてくれた/彼女も夫が有り、男(大橋恭彦)は妻子持ち。wで莫大な慰謝料を払って離婚し/38歳で中絶「経済上の理由」/夫は『映画通信』経営、社員に「妻の稼ぎで暮らして道楽で会社やって」と揶揄され…左翼に乗っ取られ/名助演女優だが海外ロケなんてとんでもない「東京の仕事しかしません」早く帰って夫の食事を作るため/夫『TV注文帖』

2018/03/07

ブロッコリー

図書館。 辛いことも、悔しいこともたくさんあったお二人。でも貞子さんが、最後まで殿のことを愛しているのがよくわかる。 本当に大変な、暮らしの中で、夫のことを 立てて美味しいお料理を作った貞子さんは素敵な人だな。 年をとっても笑いの絶えない、会話の絶えない夫婦でいたいな…と改めて思った。

2017/10/07

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