読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

作家
ミヒャエル・エンデ
大島 かおり
出版社
岩波書店
発売日
2005-06-16
ISBN
9784001141276
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

時間どろぼうと,ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語.人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う,エンデの名作.

モモ (岩波少年文庫(127)) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Gotoran

恥ずかしながら、初めて読んだ。時間に関する、捉え方、考え方について、種々洞察させられた。拝金主義、成果主義、効率第一主義、IT化等。”多忙は怠惰の隠れ蓑”。物理的な時間の効率的な活用と同時に精神的な(心の)時間の活用が、より重要となっている現代への警鐘を促しているのではないだろうか。少なくとも、本著のような良書を読む時間だけは確保したいものである。また、時間だけではなく、モモの人への接し方、ベッポの道路掃除(仕事)への取り組む姿勢等、感じ・考えさせられるところが多々あった。著者に感謝。

2011/02/19

文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中)

『金曜日の本屋さん』がきっかけで恥ずかしながら初読。ああ、これは感性豊かな子供の頃に出会いたかった。「もっと時間が欲しい」と思うのは私だけではないはず。もちろん時間泥棒の仕業ではなく、自分自身の時間の使い方がだらしないだけ。1973年の作品でありながら現代を鋭く風刺するような描写。それでいて星の振り子が近づくにつれ池の水面に次々と咲いていく美しい【時間の花】の描写。そして脇役なのに抜群の存在感示すカシオペイア。私がかろうじて「致死的退屈症」にならずに済んでいるのは、友達の存在と読書の楽しみが→続

2018/11/16

ももたろう

時間とは、何か? それは、いきることそのものだ。デジタルな世界(=時間どろぼうが象徴)よりもをアナログな世界(モモ、かめが象徴)を重んじること。これが、人生を意味のある、豊かなものにしてくれるものだということを伝えたいのだと感じた。私自身は、この二つのバランスが大切だと思う。筆者もそう思っているだろうが、今の世の中はデジタルなもので溢れており、そんな世の中になってきたからこそ、あらためて、アナログ的なものの価値を再確認してもらいたかったのだろうと思う。『ゆっくりが早い』これは、私の教訓にしたい。

2011/12/09

thayami

時間と心理状態の相関関係。価値を見出すのは、仕事も遊びも同じ。豊かな人生を問い続け、物質主義や効率性を追求?然るにその結果は如何に・・・。親や大人の子供への影響の件は、少なからず耳が痛い。「時間の花」。自分の心であり、心の表現。鍵は、待つこと!結果を求めすぎる現代にも通じるMSG。読後、大人のための児童書ではなかろうか、と考えさせられた。蛇足だが、カシオペイアが「ミーナ」を彷彿。言葉ではなく存在感・・・。包容力が共通項かなぁ。(笑)

2014/07/19

takaC

「じゃん!」「時間を大切にね」特に今だからこそ。

2014/03/11

感想・レビューをもっと見る