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ドリトル先生と秘密の湖 (ドリトル先生物語全集 10)

ドリトル先生と秘密の湖 (ドリトル先生物語全集 10)

ドリトル先生と秘密の湖 (ドリトル先生物語全集 10)

作家
ロフティング
井伏鱒二
出版社
岩波書店
発売日
1961-01-01
ISBN
9784001150100
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ドリトル先生と秘密の湖 (ドリトル先生物語全集 10) / 感想・レビュー

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がんぞ

1948年発表。太古に全世界を支配しかけたマシュツ王という悪しき暴君がいて、ただ一つ抵抗するゾナバイト国を残すのみ「彼国を征服したのちは覇者の冠を被ることにしよう」、しかし動物園に飼われていた大亀ドロンコは未曾有の洪水を予見した!ヨーロッパを制覇したヒトラーにただ一つ抵抗した英国を思わせる。どのような非道をしたかは書いてないが、ウィリヘルム2世『黄禍論』のように白人に理解できない文化でも押し付けるたか?洪水後、ノアの箱船で助かった人類をアメリカ大陸に残し大亀たちはアフリカに去った(クエーカー教義に近い)

2015/09/25

けいちか

月から戻ってきたドリトル先生のリハビリとして、昔会ったドロンコ亀に会いに行くことに決めたドリトル集団。スタビンズ君の速記の腕が上がったに違いない。

2013/09/19

菱沼

児童文学を含め、すべての文学には時代が影響する。先に読んだ『ドリトル先生の世界』の中で、ドリトル先生の時代にはまだアジアとアメリカは戦争していなかったはず、との指摘があった。それでも平和主義のロフティングは、第二次世界大戦を作品に盛り込まずにはいられなかったのだろう。この物語は歴史書ではなく、様々な矛盾とともに、私はこの「時代錯誤」は受け入れられる。

2019/05/07

うろん

お借り本

Yoshihiko Banno

定期的に読み返していますが、やはり無類に面白い。息子も現在「航海記」を読んでいるみたいですが、井伏鱒二の訳が我が血筋のツボに効くようです。これはしたり!

2012/09/25

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