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森鴎外 椋鳥通信(下) (岩波文庫)

森鴎外 椋鳥通信(下) (岩波文庫)

森鴎外 椋鳥通信(下) (岩波文庫)

作家
森鴎外
池内紀
出版社
岩波書店
発売日
2015-10-17
ISBN
9784003600221
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森鴎外 椋鳥通信(下) (岩波文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

この下巻では、「スバル」に連載されていた1913年10画までとその後別の雑誌に連載された「水のあなたより」で1914年の7月までの情報が書かれています。ゲーテやシラー、シュトルムについて書かれているところはじっくり読みました。解説が池内紀さんで非常に参考になりました。これを最初に読んでいた方がもう少し楽しめたという気がします。

2017/10/04

NAO

『椋鳥通信』下巻は、1912年12月発から、と雑誌を変え『水のあなたより』と名が変わって1913年11月発~1914年7月までの海外通信。タイタニック号の沈没で始まり、オーストリア皇太子暗殺事件で終わるという海外通信は、この時代がいかに不安定で不穏だったかを表している。そんな中、生誕百周年となるディケンズの作品論、トーマス・マンの温泉保養地での談話、ロダンの裸婦人像排斥運動とそれに対抗する文化人たち言動を紹介する記事に、文化人鴎外の面目躍如たるところが表れている。

2016/02/20

壱萬弐仟縁冊

○田園生活を讃美した Knut Hamsun の新作はDen sidste Glaede (Die letzte Freude)〔「最後の喜び」33頁〕。朝鮮が日本の物になるに相違ない。満州もロシアに持たせて置いたよりは、日本の手に渡ってからの方が、殖産上の進歩があると云わなくてはならない(65頁~)。いかんぜよ、植民地帝国主義じゃないか。1911年だから仕方ないのか? ○義務農本はドイツでは行われていない。行おうと云う議と、連邦図書館を設けようと云う議とがある。

2016/04/19

がんもどき

図書館本。 タイタニック号沈没があっさりと書かれている。1行である。そこから誰それが死んだ、誰それが誕生日を祝ったという記事がつらつらと連なる。巻末「水のあなたより」でサラエボでのオーストリア皇太子事件が描かれ、世界大戦の予感を感じさせて終わる。

2020/07/05

ryohei

森鷗外と言っても小説ではなくて、明治の文豪が伝える1909〜1914の6年間に亘る世界の時事ニュースです。当時、電話やTV、映画もなくて、マスコミは新聞のみ。シベリア鉄道が開通して、欧州の新聞や雑誌が約1か月で日本に届くようになったことから、それを翻訳して毎月発表したのがこれ。ルーズベルト、アムンゼン、シュトラウス、トルストイ、ヴィルヘルム2世等歴史上の人物たちが、同時代人として生々しく現れます。モナリザ盗難事件、オーストリア皇太子暗殺事件もホットに伝えているほか、ゴシップ記事も結構あって面白く読めます。

2020/02/13

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