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『源氏物語』の男たち〈上〉 (岩波現代文庫)

『源氏物語』の男たち〈上〉 (岩波現代文庫)

『源氏物語』の男たち〈上〉 (岩波現代文庫)

作家
田辺聖子
出版社
岩波書店
発売日
2008-10-16
ISBN
9784006021405
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『源氏物語』の男たち〈上〉 (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

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優希

エッセイ風に源氏物語の男性を取り上げています。優しくもユーモアのある視点で語るのが興味深いところでした。女性に色目を使う印象の光源氏、色事に不器用な夕顔という対照的な男性を論じているのも面白いところです。下巻も読みます。

2018/07/17

syota

『源氏物語』に登場する男たちの一代記。『源氏』といえば女性の魅力が圧倒的だが、実際に物語を動かしているのは男性なので、登場する男性ごとにストーリーを整理すると、長大で複雑な物語もすっきりして把握しやすくなる。上巻では光源氏と夕霧の二人を取り上げ、物語の記述を追いながら各々の性格や心理を掘り下げている。稀代の色男だった光源氏も中年以降は様相が異なり、特に晩年はドロドロの状況だったことや、父とは正反対の真面目人間夕霧が女に関しては執念深いことなど、『源氏』の序盤、中盤の理解に非常に役立った。予想以上の良書。

2019/05/12

ブエノスアイレス

初めての田辺聖子さんの源氏本。それも男性登場人物に関する本。鋭い瀬戸内寂聴さんとはトーンが違い、男性にもやさしく鷹揚に構えている。光源氏は印象が悪かったがこれを読めば親しみを持てる。夕霧の話はもともと好きなので、「色ごとに不案内な男」夕霧の章は楽しんで読めた。永遠に変わらぬ男の本質、男の典型。下巻も楽しみ。

2013/09/08

はちめ

源氏物語の登場人物の内、男に視点を当てたありそうでなかった本。特に本書の場合、著者が女性であるため女性目線で評価された男たちの姿が興味深い。そもそも女性がどのような観点で男を評価するのかという理解の難しい論点の理解につながる。

2017/10/24

amr

紀伝体の列伝みたいなかんじで源氏と夕霧のことが書かれてる本。著者の解釈を織り交ぜつつ、台詞もわかりやすい現代語で書かれてる。すごく読みやすくておもしろかった。下巻にも期待。

2013/07/21

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