読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

声の力: 歌・語り・子ども (岩波現代文庫)

声の力: 歌・語り・子ども (岩波現代文庫)

声の力: 歌・語り・子ども (岩波現代文庫)

作家
河合隼雄
阪田 寛夫
谷川俊太郎
池田 直樹
出版社
岩波書店
発売日
2019-10-17
ISBN
9784006023126
amazonで購入する

声の力: 歌・語り・子ども (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あすなろ

人は胎児の頃から臨死状態迄声が聞こえているという。産まれて父母の胸では落ち着くが看護士では落ち着かず泣く。それは声や音から出る家族というリズムが既にあるから。己の内なる声も子供時代に基礎を為すもの。一対一の会話に対しメールの文書というのは一種の甘えを含んでいる。このように実に様々な声の力を論じた4氏のシンポジウムを元に構成された一冊。上記の他、音楽について論じた箇所は興味深かった。

2020/01/26

フム

2001年小樽市で開催された、絵本・児童文学研究センター主宰のセミナー「児童文化の中の声と語り」の講演、討議をまとめたもの。河合隼雄、阪田寛夫、谷川俊太郎、池田直樹の四人による討議はこのテーマにうってつけの豪華人選。オペラ歌手の池田さんによる実演や谷川さんが自作の歌を歌ったりと、CDにまとめる案も出ていたくらいだから、こんな講演会があったら聴きに行きたいものだ。文字言語の歴史に比べると語りや歌、もっと広げると音というのは人間の体の奥底に記憶として染み込んだものなのかもしれない。

2020/01/27

読書熊

河合隼雄さんの思考に触れたくて手に取ったけれど、谷川俊太郎さんのパートも面白い。声と語りは違い、発声される言葉と書かれる言葉も違う。

2019/12/30

Echo

こちらは絵本・児童文学研究センター主催のシンポジウムで行われた講演、討議を基にまとめられた本です。講演者の方々は自分とは世代が結構違うので、昔話のところはふうんという感じでしたが、やはり声の力、特に生の声というのは特別だなと思いました。特に子供と声の関係は、子育てしている身としては、その力の強さを理解して使っていきたいなと思いました。共感した所は、子供に話を聞いてほしい時は、ヒソヒソ声で言う(^^) 大きい声を出せば出すほど知らんぷりってわかりすぎる!!あとは、普通は家庭の中で父や母との対話を通して対話の

2020/02/25

Ritz

チャイルディッシュ(子どもっぽい)とチャイルドネス(子ども性)の違い(河合隼雄)、自分の人生の物語を生きている(河合隼雄)、大事なことはピアノとかピアニシモの部分に書かれている(池田直樹)、静けさを保っていたいと思うと、時には耳をすまさずに耳をふさぐことも必要(谷川俊太郎)。 声の持つ身体性。肉声を共有する「場」。息、交流。 ヴァーチャルな時代だからこそ、肉声を交わし合う大切さを忘れないようにしたい。

2019/12/24

感想・レビューをもっと見る