村上春樹のアンデルセン文学賞授賞スピーチ全文掲載! 『MONKEY』最新号
『MONKEY』Vol.11(編集:柴田元幸/スイッチパブリッシング)
翻訳家・柴田元幸責任編集による文芸誌『MONKEY』Vol.11が、2017年2月15日(水)に発売される。
同号には、2月24日(金)に7年ぶりとなる本格長編小説『騎士団長殺し』の発売を控える村上春樹が、2016年10月にアンデルセン文学賞授賞式で行ったスピーチ「影の持つ意味」を英語訳とともに全文掲載。スピーチで紹介されたハンス・クリスチャン・アンデルセンの短篇『影』も掲載される。
また特集では、「ともだちがいない!」と題し、ともだちがいなかったり見つかったり失われたりする話を掲載。谷川俊太郎による書き下ろしの詩10編を、谷川が幼い頃に描いた絵とともに掲載するほか、チャールズ・ブコウスキーの未訳短篇小説『アダルトブックストア店員の一日』と詩2編を、柴田の訳し下ろしで本邦初掲載する。
そして、『コンビニ人間』の大ヒットで一躍時の人となった芥川賞作家・村田沙耶香と伊藤比呂美のインタビューを柴田が敢行。柴田の訳し下ろしで掲載する気鋭のアメリカ人女性作家、エミリー・ミッチェルの…