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未闘病記──膠原病,「混合性結合組織病」の (岩波現代文庫 文芸354)

未闘病記──膠原病,「混合性結合組織病」の (岩波現代文庫 文芸354)

未闘病記──膠原病,「混合性結合組織病」の (岩波現代文庫 文芸354)

作家
笙野頼子
出版社
岩波書店
発売日
2023-11-15
ISBN
9784006023546
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未闘病記──膠原病,「混合性結合組織病」の (岩波現代文庫 文芸354) / 感想・レビュー

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やいっち

読むのが辛くなる小説。究極の私小説。嘗ては結核小説が多かったが、現代は膠原病など免疫疾患の闘病が浮上してきた。文学(小説)化するのは難しかっただろうとは、ど素人の吾輩も想像される。名作とはいいたくないが、瞠目すべき作品だろう。

2024/04/05

夏しい子

笙野頼子さんの本はこれが初読み。なので、今まで読まずに持っていたイメージが全然違った。 口語文で書かれているが、かなりぐだけた語りになっている。 そしてとても痛かったり辛そうなのに、そんな自分の身体を『日常』として受けいてれいるのが凄いなと感じた。 しかもそれを一人で暮らしているのに、そのことに対する不安が全く感じられなくて、一人暮らしに慣れているからと言っちゃえばそれまでなんだけど、一人の責任と強さも合わせて感じた一冊だった。

2024/03/25

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