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作詞入門: 阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)

作詞入門: 阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)

作詞入門: 阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)

作家
阿久悠
出版社
岩波書店
発売日
2009-09-16
ISBN
9784006031923
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作詞入門: 阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

阿久さんが35歳の時に書いたものとその作詞活動が波に乗っていた時に書いたものを合わせて副題にあるようなヒット・ソングの技法論となっています。前半がサラリーマンであった時の経験論のようなものが出ていて楽しめました。最初にある25のテストがあってこれで100点満点でないとだめといわれているのはやはりプロの厳しさを最初から示されていると思いました。

2018/04/25

しゅん

再読。阿久悠の作詞論は「歌手という商品をどうヒットさせていくか」というポイントから議論を進めていて、コピーライター的な思考とも言えるわけだが、興味深いのがそれが「芸術」信仰への批判であると同時に阿久悠の芸術性を担保しているという点だろう。72年に刊行された本書のお題は当然古いにも関わらず、今読んでも書かれていることに違和感を覚えないのは、本質をついているとも言えるし、作詞という概念が進歩していないとも言える。それにしても、「作詞家」の役割は現代において大幅に縮んでしまったように感じるのは気のせいだろうか。

2018/01/09

さばずし

1972年刊行。単に作詞方法だけでなく、歌詞での歌手の育て方、業界の作詞家の在り方、日本の歌の捉え方や背景など、業界や言葉に関しかなり広い分野を述べている。和田アキ子の話が面白い。言葉を増やすトレーニング方法は作詞志望でなくても参考になるものだらけ。時刻表とガイドだけでご当地ソングを作るのが面白そう。あくまで当時の業界で売れる為に書いた歌詞が、結果として今日まで名曲として残るって考えたら凄い事だ。何の情報もない田舎育ちだからこそ言葉の感性が深まったという回顧録は現代の状況と色々比較して考えてしまう。

2020/09/20

壱萬弐仟縁冊

1972年初出。序章に作詞家適性テストがある。4の乱読家はあっている。僕は向いていない(苦笑)。「いいものは短時間でできる」(18頁)。藝術はそういうものだろう。科学は時間をかけただけいいものができるのとは対照的なのだろうか。低劣。支離滅裂。非論理性。無益といっても、大衆性。飛躍。超論理性。無害とも書ける(35頁)。一日一詞(74頁)。僕はシナリオライトの経験しかない。即興だった。和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」(森田公一作曲136頁)はいい歌詞に思う。孤独だが鐘は幸せ。大衆不在の今、ヒットは難。

2013/09/06

鯖頭(さばあたま)

「君にもできる」「簡単にできる」とあるものをいくらやったって役に立たない、だれにでもできる程度のことやったってなんにもならない。莫大な量のインプットとそれをアウトプットする莫大なエネルギー、それがなくては仕事など出来ないのだ。巻頭にある作詞家になれるかどうかのチェックリスト、これ、どんな仕事にも当てはまるんじゃないかと思った。

2013/08/29

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