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波津彬子選集 2 牡丹灯籠 (Nemuki+コミックス)

波津彬子選集 2 牡丹灯籠 (Nemuki+コミックス)

波津彬子選集 2 牡丹灯籠 (Nemuki+コミックス)

作家
波津彬子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2017-11-07
ISBN
9784022142399
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波津彬子選集 2 牡丹灯籠 (Nemuki+コミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

幽霊譚を収めた波津彬子選集第二巻。表題作である「牡丹灯籠」は、円朝の原作を少し変え、明治に舞台を移している。「牡丹灯籠」の下駄の音、「夢の残香」「もうひとつの遺言」の香炉の香りと、実体のない気配と共に霊は現れる。霊は人の想いが形となったものだ。想いが成就し、あるいは晴れると、形をなくす。音も香りも、通り過ぎると消えてしまうのと同じように。けれど、確かにそこにあったことは忘れない。その音が、香りが、想いが、記憶として刻まれる。永遠に。

2017/11/18

しましまこ

牡丹灯籠と遺産相続モノ2編、これも好きなんだけど、『花夜恋歌』の雪生様の美しさ!わかってるのに見惚れてしまうよ。美しい…

2017/11/07

えも

2巻目は幽霊話が4編。牡丹灯籠以外はオリジナル作品ですが、つい、作者のイメージから、コミカライズかと思ってしまいます。いかんいかん。

2017/12/31

凛風(積ん読消化中)

第1巻の天守物語が良かったので、こちらも読んでみました。牡丹燈籠と花夜恋歌が好き。初出を見ると随分昔で驚く。20世紀だもの。

2017/11/09

MM

短編集。和風と洋風の怪談話が織り込まれている。表題作は有名な作品原本があるんやねと初めて知る。悪い人達を幽霊が退治する形のストーリー展開。繊細で幻想的な描写がステキだなと。☆★★★★。

2020/03/18

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