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週末は家族

週末は家族

週末は家族

作家
桂望実
出版社
朝日新聞出版
発売日
2012-01-04
ISBN
9784022509253
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週末は家族 / 感想・レビュー

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れみ

小劇団主宰の大輔とその妻で無性愛者の瑞穂は母親の育児放棄によって児童養護施設で暮らす少女ひなたの週末里親となり特殊な人材派遣に起用するうちに不思議な連帯感で結ばれていくお話。最初すごくギクシャクしてた瑞穂とひなたが思いの外しっくり行ったことが良い意味での驚き。里親制度をこんな風に利用しちゃいかん!という正論はさておき…3人に起こった変化に心を動かされるものがあった。

2015/10/26

あつひめ

子供なのに大人のような視点で世の中を見つめ、大人なのに時には子供のように無邪気になったり。親の愛に限らず、人からの愛や優しさに気付けない事ほど不幸せなことはないと思う。頑張らないと捨てられる、よいこでいないと興味を持って貰えない。施設暮らしの子に限らず、いろんな子達が抱えている不安と同じ。その呪縛は大人になっても拭い切れない。この三人チームは、心の距離をはかれる、 相性のいいチームになれそうで将来が楽しみ。週末里親で育てられたのは、子供ではなく大人の方かも。愛はいろんな形があるって…。

2013/07/20

紫 綺

『気苦労のない幸せな日々をあとに残し、たった一人で苦しむ者こそ最も辛い思いを味わうのだ。だが、悲しみに友があり、試練に耐える連れがあれば、心はどんな大きな苦しみでも乗り越える』文中にあるシェイクスピアの引用。血が繋がっていようがいまいが、家族はチーム!!チームワークは大事♪

2012/05/14

風眠

シェイクスピアに心酔する劇団主宰者・大輔、その妻で無性愛者の瑞穂、母親の育児放棄のため児童養護施設で暮らすひなた。週末里親という制度で、週末だけ家族として過ごす3人。本当の家族ではない、でもそれが何?と、全部分かった上での関係。劇団だけでは食べていけない大輔夫婦が経営する人材派遣の仕事で、ひなたは演技の才能を発揮する。その演技の上手さは天性なのか、それとも生きる為の技術なのか。しかし3人は世間の「思い込み」を軽々と飛び越えてゆく。親子にはなれない、でも連れにはなれると。ただ笑って、何でもないことのように。

2014/02/16

みどり虫

この話、とても好き。大輔、瑞穂、ひなた、そして瑞穂の友人の渚がとても好き。読み終えて表紙を見ると、それはこの話には書かれていなかった続きの光景。更に続きが読みたい気もするけど、読まなくてもわかる。この3人はこれからも最強で最高のチームだろうって。そうあって欲しいし、きっとそうだよね。

2016/08/12

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