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銀の森へ

銀の森へ

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作家
沢木耕太郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
2015-03-20
ISBN
9784022512734
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銀の森へ / 感想・レビュー

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KAZOO

沢木さんが朝日新聞に1999年から2007年までに連載した映画批評をまとめたものです。私はそれ以前に暮らしの手帖に連載されていたものを読んでいました。ここにあるよりもはるかに長いものでそのときから沢木さんの選んだ映画というものが結構マニアックなものが多いと感じていました。私と趣味が同じような気がしました。この本では短くなっていますがやはりあまり多くの人が見ないようなものを取り上げてくれています。楽しめました。

2018/04/01

それいゆ

90本の映画を紹介していますが、私が鑑賞したのは、たった17本です。前作の「銀の街から」と比べると一昔前のマイナーな映画が多いような気がします。私のお気に入りの映画は、「あの子を探して」「壬生義士伝」「めぐりあう時間たち」「父、帰る」「かもめ食堂」ぐらいでした。

2015/04/12

踊る猫

やはりクオリティの高さに唸らされる。几帳面な筆致で、どの映画に対しても体育会系のフェアネスを貫いて対応する沢木の姿勢はリスペクトに値する。だが、それを踏まえた上で敢えて言えば、生真面目に過ぎるのでどの映画評を読んでも印象がさほど変わらないのだ。理論のアクロバットを好む私には似合わない書き手、ということになるのかもしれない。そこが良い意味で映画に対してトーシロである沢木であるが故の持ち味であるとも言えるし、物足りなさであるとも言える。とまあ文句をつけるようなことを書いてしまったが、駄本ではないので悪しからず

2019/03/24

ミカ

90の映画評を収録。これから色々な映画を見ていきたいと思い、この本を手に取りました!ほとんど見たことのない映画だったのでこの批評が共感を得るものなのか判断できませんが、「面白くなかった」作品に関しても、必ず1つは良いところを指摘する筆者に好感が持てました!紹介されていた映画、見てみたいと思います(*^^*)

2015/08/23

kei

映画評でありエッセイでもある本著。1999年から2007年までの90篇が収載されている。映画を観るのは億劫だけど雰囲気を感じたいと思い手に取りました。沢木さんの「文章案内力」というか読み手に「?」を感じさせることなく引き込む心地よい文章はさすがです。たくさんの映画を観た気になってしまいました。少しは映画館で観たいんですけどなかなか行けません。。

2017/03/03

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