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黙って喋って

黙って喋って

黙って喋って

作家
ヒコロヒー
出版社
朝日新聞出版
発売日
2024-01-31
ISBN
9784022519573
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黙って喋って / 感想・レビュー

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ミナミハハ

2020.9~2023.3迄web サイトで連載。好きな女性芸人にて興味を持つ。18短編集。普通に何処にでもありそうな恋愛場面・状況が次から次に出てくる。“そうそう”“わかる”“何やってんの”“ばか”“イライラする”“切ない”“狡い”“言っちゃったねー”色んな感情が溢れてくる面白い。ラスト3篇は今後の彼女達を応援したいと思って読了。

2024/03/13

pen 

「お笑い」とか全然見ないのでまず本人が解らない。だから芸人さんが書いた本と言うより、初読みの作家さんという感じの恋愛短編集。別れようと思ったその瞬間。好きであることに気づいた時。実はかけがえのない日々だと思い知った後悔。恋愛の一瞬を切り取り、ちょっと刺さったりする描写もあり、各章のタイトルにも唸らされるけど、如何せん、感情移入するには年代が乖離し過ぎて他人事になってしまう。18の短編は、ちょっと飽きてしまった。でも作品のせいではなく 読み手側の問題。(笑)

2024/04/10

ぐうぐう

ヒコロヒーのコントは、その風貌から受ける印象とは違い、まったくやさぐれていない。やさぐれるどころか、セリフのチョイス、言い回し、展開のさせ方等々、どれを取っても繊細である。彼女に小説を書かせたくなった編集者の気持ちがよく理解できる、そんなコントだ。そして重要なのは、ヒコロヒーのコントは、主にコミュニケーション不全を描いていることだ。コントにおけるコミュニケーション不全は、当然のこととして笑いを誘発する機能として発揮される。(つづく)

2024/02/22

山のトンネル

、(読点)で文章を繋いだ文体が独特のリズムを生み出している恋愛短編。勝手な印象だけれど、中央線沿線のどこかで実際にありそうな男女のお話。居酒屋で隣の人たちが実際に会話していそうだなと思った。短編だからなのか、ご自身の文体ゆえなのか、人物描写(服装や特徴の描写)は少ないと感じた。キャラクターより台詞回しなどに注目したい。

2024/02/20

まり

図書館本。何か想像していたのとは違って、すごく良かった。何となくヒコロヒーって恋愛経験が豊富でもっとドロドロしているか、あざとい系かと思っていたら、めちゃ共感できると言うか、ありがちなことをありがちなように描いてない感じだった。先が気になったら切なくなったり変な汗が出たりと…面白かった。

2024/04/11

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