KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

サザエさん 1巻

サザエさん 1巻

サザエさん 1巻

作家
長谷川町子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2020-01-07
ISBN
9784022588012
amazonで購入する

サザエさん 1巻 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

サザエさん、漫画で初めて読みました。1巻は、まだサザエさんが独身で、マスオさんがいない!wアニメ版のエンディングのようなストーリーがたくさんあって面白かったです。戦後間もない時代の為、満州引き揚げ隊や闇市、配給等時代背景もよくわかります。厳しい時代だったと思いますがサザエさん一家は明るい。人気が出てロングヒットとなった理由がわかります。

2020/02/02

Midori Nozawa

いつ手に入れたのか?分かりません。BS朝7時15分から「マー姉ちゃん」を見ています。長谷川一家ー母、姉(マリ子)、マチ子、妹(ヨウ子)の周りの人々の様子、第二次大戦最中の世相がとてもよく分かり、良い番組です。本書ではテレビの物語が漫画の中に4コマで描かれ、長谷川町子さんの鋭いセンスに思わず吹き出しながら読みました。田河水泡先生はのらくろで有名です。戦時色が色濃くなり、のらくろが掲載中止となりました。でも漫画はこんなときにこそ大切なものだと内弟子の町子に語る田河先生でした。

2022/01/07

hitotak

その昔、学校の図書室や地域の集会所などに全巻揃って置いてあった姉妹社版『サザエさん』が出版社を変えて再発売された。1巻は配給、買い出し、引き揚げに闇市等をネタに描かれているが、今回マンガの初出年月日と注釈が新たに加えられ、よりよく戦後の庶民生活が分かるようになった。連載当初は福岡の夕刊フクニチで連載されており、磯野家は福岡暮らしだ。食糧の乏しい時代で、サザエさんは家庭菜園に勤しみ、物々交換などもしているが、波平さんは社会的地位が高そうだし、家も立派。東京に越してから普通のサラリーマンになったということか。

2020/02/24

直人

長谷川町子生誕100年記念──らしい。 ──で,姉妹社が出していたオリジナル版を復刊とのこと。 一番最初のエピソードが1946年4月22日! 戦後一年経っていない頃なので,マンガ中で使われている現代では馴染みのない言葉の注釈が巻末にあり,それを読んでいるだけでも面白い。 時代を追いかけていたんだなあ。

2020/06/06

スローリーダー

漫画の単行本が今ほど出回っていなかった何十年か前は、サザエさんの本はかなりポピュラーだった。子供の頃はただ面白おかしく読んでいた。今は当時の時代背景を考えながら読む。今回の復刻版は巻末に注釈が付いた。これによって何篇かは初めて漫画の意味が分かった(P.17のシソ糖、P.21の佐伯、P.54ルパンなど)。P.65の肥桶(注釈による)を天秤棒で担ぐサザエにショック。これは畑用に井戸水を入れた水桶ではないかと僕は勝手に解釈を変えた。

2023/03/20

感想・レビューをもっと見る