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今夜は心だけ抱いて (朝日文庫 ゆ 7-1)

今夜は心だけ抱いて (朝日文庫 ゆ 7-1)

今夜は心だけ抱いて (朝日文庫 ゆ 7-1)

作家
唯川恵
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-08-07
ISBN
9784022645111
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今夜は心だけ抱いて (朝日文庫 ゆ 7-1) / 感想・レビュー

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takaC

どうせ最後は元に戻るのだろうという予想を見事に裏切ってくれる傑作。その後の展開の想像の幅が広がり長く印象に残る。個人的にはこの朝日文庫の温水ゆかり女史の解説の方が集英社文庫の東えりか女史の解説よりも好み。今回は前回の逆に集英社文庫(丸亀城近くで購入)で読み始めて朝日文庫(佐倉城近くで購入)で読み終えた。読み終えて消灯した直後に家中の携帯が「避難勧告」のエリアメールやら緊急速報メールやらを鳴り響かせて焦った。

2015/09/10

いしかわ

東野圭吾の「秘密」のような設定かと思ったけれど、確執のある母と娘という女×女の入れ替わりは新しくて、面白く読めた。入れ替わる、17歳と47歳。若いからこそ出来ないこと、躊躇うこと。経験を積んできたからこそ分かること、飛び込めること。子供の頃は、早く大人になりたいと願い、年をとれば若くなりたいと願ってしまうもの。だからこそ、この年の差での入れ替わりは 新しい発見がいくつもある。ラストは 思わず、え!?と声が出た、独特な読後感。女性にオススメ。

2014/08/07

くろにゃんこ

母と娘の心が入れ替わる…私が娘と入れ替わる…なかなかしんどいだろうなぁ~と思いながら読んでいました。母の行動はなんとも不純な感じがするが、これが大人ってものなのだろうか(-_-;)対して娘ちゃんはとても成長しますね。ラストはとてもしっかりした大人でした。その後が気になりますが、幸せでいてね☆

2013/04/02

丘野詩果

『秘密』や『転校生』や『4日間の奇跡』、あと「クレヨンしんちゃん」なでもおなじような身体の入れ替わりというネタ、これをどうアレンジして、どんな結末になるのか、結末が気になって、一気に読んでしまった。身体が変わることにより、見えなかったものが見え、違う考えができる、そして人間とは案外どんな状況でも受け入れて対応できるものなのだなあ。結末は『秘密』にちょっと似ていたね。BSで現在ドラマ放映中なるも、まだ1回も観ていない。

2014/03/25

たくぼん

★★★☆☆唯川さんテイストではないような本。でも、NHKドラマを半分観てたが故に、すぅっと入ってきた。なかなか原作に忠実なのかな?ドラマのほうが、演出が凝ってる感じかな?十代後半から四十代後半まで三十年間を飛び越えて、美羽は受け入れることが出来るのか、もっと、表現して欲しかった。ドラマで、そこんところは、堪能させてもらうかな。なかなか、心と体と情景とが入り乱れてて、面白かったよ。

2014/05/25

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