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真面目に生きると損をする (角川新書)

真面目に生きると損をする (角川新書)

真面目に生きると損をする (角川新書)

作家
池田清彦
出版社
KADOKAWA/角川学芸出版
発売日
2016-06-10
ISBN
9784040820712
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『真面目に生きると損をする』(池田清彦/KADOKAWA)

「真面目に勉強しなさい」「真面目に聞きなさい」と親に言われた経験がある人、子供に言っている人、少なくないのではなかろうか。

 とにかく“真面目”であることを大切にする日本人。しかし実際に大人になってみると真面目であれば成功するというわけではないし、不真面目に生きている人が不幸になるわけでもない。そんな現実がわかっても今なお教えられたとおりの道を真っ直ぐに生きようとする“真面目”な人たち。でももし、その頑固とした真面目さが人生を損な道に進めているかもしれないとしたら、それでも真面目に生きたいと思うだろうか。今ちょっと人生を変えたいという気持ちが心をかすめた人におすすめの本がある。良しとされてきた真面目さや正論について人の本心と社会の真実を見抜き、本当に幸せに楽しく生きるための心構えを教えてくれる『真面目に生きると損をする』(池田清彦/KADOKAWA)だ。著者の池田清彦氏は『ホンマでっか!? TV』のタレントの人生相談コーナーなどバラエティ番組にも出演している異色の生物学者である。

 真面目な…

2016/9/28

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真面目に生きると損をする (角川新書) / 感想・レビュー

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キキ

まず池田先生が好きなので手に取った本。タイトルだけ見ると真面目に生きる事を否定していると思うかも知れませんが、そういう事ではなく、もっと視野を広げマスコミや大多数の人の意見に流される事なく、自分で調べて自分の頭で考え生きていかなければいけないという内容。長いものには巻かれろ。日本人は特に大多数の意見に流され安いのかもしれない。沢山の情報を自分で考慮しながら生きなければいけないですね。

2016/09/29

黒頭巾ちゃん

タイトルから「好きなように生きよ。ゆるゆる」と想像すると間違いです!筆写の言いたいことを“真面目に”我慢せずに言ってます。⚫長生き反対!製薬会社を税金で儲けさせるスローガン⚫健康促進法→好きなようにさせろ。違憲だろ。⚫LGBTなどマイノリティを認めない人は、いなくなればいい。⚫人口減→資源が減らないばかりか、資本家がヤバくなるのでよいではないかっ!社会の常識に真面目にとらわれなくてよいということですね

2017/01/16

 

真面目な生き方そのものを否定しているのはでなく、物事を真正面から真面目に受け取り鵜呑みにせず、ときには視野を広げ多角的に見ることも必要である、ということでした。温暖化のくだりが面白かったです。確かにビジネスの匂いがします。

2016/09/11

テツ

考えてもどうにもならないこと、絶対に解決などしないことについて延々と悩み、過去を悔やみ未来を憂いて日々を過ごす。そうした姿勢って「真面目」なんだと思われがちだけれど、そんなところをウロウロしていても生きる上で全く得などしないということ。どうせ近いうちにくたばるのだから今この瞬間に重きを置いて、世間一般的には刹那的だと白い目で見られるような生き方への提案。著者の御意見全てに賛同するわけではないけれど、きちんと自らの思想とスタンスを表明していく態度は素晴らしいよな。自分のやりたいことをやりたいように。

2023/06/05

tsu55

社会的な矛盾について科学者らしく論理的に、そしてわかりやすく語っている。言っていることの中には刺激的な内容もあるのだけれども、時折あらわれるべらんめえ口調がそれを和らげてくれている。 書いてあること全てが首肯できるというわけではないが、こういう考え方もあるのかという気付きを与えてくれる本ですね。

2019/12/29

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