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パワースピーチ入門 (角川新書)

パワースピーチ入門 (角川新書)

パワースピーチ入門 (角川新書)

作家
橋爪大三郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-10
ISBN
9784040823812
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「パワースピーチ入門 (角川新書)」のおすすめレビュー

スピーチが苦手な人必読! コロナ禍で称賛された「リーダーの言葉の法則」を読み解く!

『パワースピーチ入門』(橋爪大三郎/KADOKAWA)

 新型コロナウィルス危機下、あらためて問われたのは「リーダーの指導力」だ。

 人びとの信頼を勝ちえたリーダーもいる一方で、その任に耐えず、評価を下げたリーダーもいる。

 この困難と立ち向かい、世界に称賛されるスピーチを発信したのが、クオモNY州知事とメルケル独首相だ。

クオモNY州知事の伝え方

 クオモ知事は、1957年生まれの62歳。父もNY州知事で、民主党員である。弟のクリス・クオモは、CNNでニュース番組のアンカーを務めている。3月初めにNY州の感染が始まるとすぐ記者会見を開き、テレビ中継された。以後毎日、記者会見を続けている。

 クオモ知事の会見は、事実→意見→討論(記者とのQ&A)の順序で進む。特徴としては、事実と意見をはっきり分けて話すところにある。検査数、入院患者数、病床の数など、データを事実として淡々と伝えて、やるべきことを明確に提示している。

 クオモ知事は、雄弁家ではないが、理系っぽいスピーチで、余計なことや、もって回ったことは言わない。明快であることで信頼を獲得している。

 また、わか…

2020/7/13

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パワースピーチ入門 (角川新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ころこ

言文一致の問題は文章の方の問題だといわれてきましたが、なるほど、出口をスピーチの方にみれば、スピーチする内容の文章をスピーチすることの難しさに言文一致の問題があり、それが日本における日本語スピーチ下手くそ問題の一因だというのは慧眼です。ポスト・モダンだとか成熟社会だとかいっても、とにかく近代国家なのだから、最低限のところで近代らしくしよう。この社会における問題は、それで解決できることが大半だというのが著者の通底した問題意識です。著者のいうことは簡潔であり、本書はお手本のスピーチ原稿のように書かれています。

2020/07/15

いーたん

コロナに対応するリーダーたちのスピーチは、怖いくらいその人の器、或いはその国のパワーを描き出していることを、私たちは知ってしまった。スピーチ文化が根付いていない日本で、どうすればパワースピーチができるリーダーが輩出されるのか?著者ならずとも気になるところ。スピーチライターに任せても最後は自分の言葉で簡潔に伝えること。簡潔な言葉は、いくつもの思考の過程を経て、その表現しかない、と思えるほどの言葉であること。だからそこにパワーが宿るんだなぁ。ともすれば、お役所言葉である整備文体に慣れている我が身を反省。

2020/09/22

Go Extreme

パワースピーチ:人間の問題 当人が変わらない→パワー生まれず スパーク=パワー 一回一回が真剣勝負 自然:神の領域 西欧の政治思想:神のわざと人のわざを分ける 即興:数えきれない錬習・決め手をポケットに 言葉を研ぎ澄ます:基本の本を読む・ほかの大事な クオモ知事:単純・余計なことを言わず・ポイントがはっきり・人問味 データを共有する→意見を交換する→意思決定 ファースト・レスポンダー 話すこと<話さないこと チェックしてチェックして削っていく 7%・相転移 整備文体 させていただく文体 言葉→現実が現れる

2020/09/05

ShindokuSpin

長らく抱えていた疑問がやっと解決した。誰でも実践できるように配慮していることがありがたかった。

2020/08/27

呑司 ゛クリケット“苅岡

バワースピーチの不要な国会を見ていても人間力を使った名スピーチに出会うことは無い、何故なら役人が言い訳満載の整備文体の原稿をつくり、それを棒読みするだけの政治屋しか日本にはいないからだ。つまりリーダーをやれる人はいないということだ。残念ながら名スピーチをクオモニューヨーク州知事とドイツのメルケル首相を例に述べるしかないようだ。テクニックでなく人間力というキーフレーズが心に残る。思い出したのは、只の司会者とファシリテーターの違いは、聞き手に行動させるか否かということだった。

2021/01/21

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