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白き面に、囚わるる 陰陽師・安倍晴明

白き面に、囚わるる 陰陽師・安倍晴明

白き面に、囚わるる 陰陽師・安倍晴明

作家
結城光流
伊東七つ生
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-02-27
ISBN
9784041018873
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ジャンル

白き面に、囚わるる 陰陽師・安倍晴明 / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

白き面に、囚われている男達がいる。触れられない、届かない。己を律した上でただ一つ願う。守るから、どうか幸せでいてと。一度話してしまった腕は、もう二度と逃さないと。只一つと定めたその呼び名に応えてくれる存在を。過ちなどではなかった。一夜の夢などしたくなかった。その存在の何もかもを。優しさも、激しさも、頑なさも。才能ではなく安倍晴明の性情は、確かに三人の孫達へと受け継がれていく。そしてただ一人。囚われる物などまだないと首を傾げた男が何故、あの様な道を選んでしまったのだろう。白き面に、本当に囚わるるは一体誰だ。

2015/04/30

ポチ

安倍晴明がまだ最高・最強の陰陽師ではなく、所々に隙がある若い頃の話。その為ちょっとまどろっこしい所もあったが、成長を見たいなと思える本でした‼︎すでに2巻発売されていたとは知らなかった…。

2016/06/28

めりた@かりた

まだ続くのかぁ。晴明と若菜の関係が昌浩と彰子の関係にダブってきちゃって、読んでてつらいつらい・・・まぁ、こちらはちゃんとくっつくのがわかっているから、なんだかんだで安心して読んでいられるんですけどね。ただこのまま続くと岦斎とのあの道返しでの別れとかまで行っちゃうのかとちょっと不安です。とりあえず、早いとこ十二神将の神気でHP削られちゃう状況から脱して欲しい・・・(;´・ω・)

2015/10/28

真理そら

若菜への思いや神将(青龍)への思いが晴明の術の強化のきっかけになっているのが楽しい。岦斎の存在感は相変わらずで、一方的に親友宣言しているのがおかしい。雑鬼がかわいい、もっといっぱい登場してほしい。銀の雨、銀の髪って美しいイメージがするので幻想的な雰囲気の物語になっていた。

2017/12/07

よっしー

一難去ってまた一難。本編の晴明は飄々とそれを交わし、孫をからかうネタに使いとしてましたが、若かりし頃は全てを全力で受け止めていたのですね。ご苦労様です。でも、岦斎とのやり取りはどこか微笑ましくて…楽しくなります。そして、晴明が青龍に名を与えたのがこの極限状態の中なのですね。後々、知ったときの反応が気になります。若菜との恋も中々進展しませんが…見守りたくなります。

2020/04/19

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