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小説 天気の子 (角川文庫)のおすすめレビュー

【新海誠の文学世界】――過去4作の小説で表現された「大丈夫」という言葉の存在/④『小説 天気の子』

【新海誠の文学世界】――過去4作の小説で表現された「大丈夫」という言葉の存在/④『小説 天気の子』

世界中のあらゆる人と人の間で起こっているコミュニケーションの本質にあるものは、「大丈夫」を送り合うことではないだろうか。おもに言葉で、それから表情や態度で、「私は大丈夫」「あなたも大丈夫」と励まし合うことで、本当は「大丈夫」ではなかったり…

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BOOK OF THE YEAR 2020投票スタート! まずは2019年小説部門を振り返る!半沢直樹じゃない、もうひとつの池井戸潤作品

BOOK OF THE YEAR 2020投票スタート! まずは2019年小説部門を振り返る!半沢直樹じゃない、もうひとつの池井戸潤作品

『ダ・ヴィンチ』の年末恒例大特集「BOOK OF THE YEAR」。今年の投票期間がいよいよスタート! ぜひあなたの「今年、いちばん良かった本」を決めて投票してみてほしい。 ここで改めて2019年にどんな本がランクインしたのか振り返ってみることにしよう。 2019…

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新海誠の新境地がここに!『小説 天気の子』が描き出す、“大人になること”と見えない明日への希望

新海誠の新境地がここに!『小説 天気の子』が描き出す、“大人になること”と見えない明日への希望

言葉と映像の両方が溢れだしている人の頭の中って、どんなふうになっているんだろう。と、『小説 天気の子』(新海 誠/KADOKAWA)を読んで考えた。新海誠さんは、切り取られた一瞬の美に言葉などいらないことを知っている。だけど同時に、比喩を尽くして語る…

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