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教室の灯りは謎の色

教室の灯りは謎の色

教室の灯りは謎の色

作家
水生大海
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-08-27
ISBN
9784041042304
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教室の灯りは謎の色 / 感想・レビュー

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みかん🍊

高校へ通えなくなった遙は塾には通っている、親のせいにしていた不登校にはある事情が、それを解き明かしてくれた塾講師黒澤に救われた遙は彼女の周りで起こる事件に首を突っ込み黒澤に協力して解き明かすミステリー、放火やいじめ、痴漢の冤罪など重めの内容で辛い部分もあり、登場人物が冷たかったり、自分勝手だったりあまり魅力的と思えず好きになれなかった。

2016/12/05

だんじろー

このテイスト、良いと思います。舞台が学習塾(一般的な“塾”とはだいぶスタイルは違いますが)とのことで、当初はワンパターン化を危惧したのですが、そこはテクニシャンの水木女史、いらぬ心配でした。伏線の忍ばせ方もさり気ないのに印象的。その絶妙なさじ加減が冴えわたります。各章のタイトルも効いていますね。

2016/11/10

おかだ

さらさらと読了。フリースクールも開校している進学塾が舞台。不登校で高校に通えなくなった遥が、自分のピンチを救ってくれた黒澤先生を慕い、身の回りで起こる事件の謎を一緒に解き明かしていく連作短編。黒澤先生はカッコイイな。生徒をあたたかく見守り、鋭く事件を解決する。一体何者。それぞれ持ち込まれる事件が、わりと塾では手に負えないくらいヘビーな事案。思春期の悩みや人間関係の難しさがリアルだった。

2017/07/20

fwhd8325

舞台は塾なんだけど、いわゆる学園ものにありがちなほのぼのとした雰囲気ではありません。そういう点では新鮮に感じました。全5話で構成されていますが、1と5話がメインです。私としては、この二つの話で充分なようにも感じます。

2017/02/01

瑪瑙(サードニックス)

学習塾を舞台にしたちょっとしたミステリーと主人公の少女(並木遥)の成長物語。ミステリー事態は日常に起こりうる可能性のあるもので、その謎を解く黒澤先生のキャラクターの方がミステリーだと感じました。遥の虐め問題の方が読んでて辛かった。安奈はもっときつかったことだろう。心の傷は深い。でもラストには少し希望が見えた。さらっと読めます

2022/11/28

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