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みずうみの妻たち 上 (角川文庫)

みずうみの妻たち 上 (角川文庫)

みずうみの妻たち 上 (角川文庫)

作家
林真理子
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-09-22
ISBN
9784041061510
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「みずうみの妻たち 上 (角川文庫)」のおすすめレビュー

夫の浮気を見過ごす代わりにフランス料理店を開業する妻――。90年代に連載された幻の不倫小説『みずうみの妻たち』

 長年連れ添った夫が不倫して「はいそうですか」とすぐに離婚できる妻は一体どのくらいいるのだろうか? 少なくとも筆者は無理だ。きっと様々な感情が交錯するだろうし、周囲の視線や手続きの煩雑さ、金銭面を考えると「離婚しない」選択をする可能性も高い。だが、夫に愛人がいるという事実は許しがたい。心にぽっかりと空いた穴はどうすればいいのだろう。

 林真理子氏の『みずうみの妻たち 上・下(角川文庫)』(KADOKAWA)は、結婚10年目の夫に浮気され、開き直られた挙句、別れる道を選ばずに、フランス料理のレストランの開店を決意した美しい妻の物語である。

 本書は、90年代に『湖のある街』のタイトルで新聞連載された幻の不倫小説が、大幅に加筆され、初めて書籍化されたもの。

 地方住みゆえの息苦しさや、簡単に離婚できない事情に共感すると共に、世間知らずではあるものの、したたかに生き抜く女性の強さが印象的だ。

 小説の舞台は湖のある城下町。主人公の朝子は、老舗の菓子屋「香泉堂」に嫁いだ34歳の社長婦人だ。

 彼女は裕福な夫を持つ女たちが所属する「みずうみ会」という親睦団体に所属し…

2018/10/13

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みずうみの妻たち 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ででんでん

1990年‼ちょうど自分が結婚した年の出版か~そんなに違和感を持たずに読んだのは、私が既に過去の遺物となってるからかも。久しぶりの林真理子さん。朝子は最後に何を選びとるのか。

2019/03/28

よつば

90年代に『中国新聞』等に連載された作品の初書籍化。簡単に言えば、湖のある街で老舗和菓子屋に嫁いだ朝子の不倫ストーリー。浮気に開き直る夫に「フランス料理店を持ちたい」と告げ、東京の建築家・大和田に店舗設計を依頼したところから物語が展開して行く。地方の名家に嫁ぎ地位も名誉もお金もある暮らしだけど、こんな夫は嫌だし、朝子の行動にも全く共感出来ない。いわゆる上流階級の人々がたくさん登場するが、その欲は尽きない。30年前の作品で、昨年発売された『愉楽にて』の元になった様な印象。サクサク読めるが上巻は意外性はない。

2019/03/10

カーミン

林真理子さんの不倫小説。ゆっくりゆっくりとストーリーが進んでいくような気がするけれど、これは、時代のせいなのか。「ソフトスーツ」や「ティラミス」が流行だった頃のお話。みずうみの畔M市(具体的な地名は出てこない)に住む、老舗菓子店社長の妻朝子は、夫が浮気をしていることを知る。居直る夫に向かって、「フランス料理店を持ちたい」と告げる。そして、朝子は自分の店の設計を依頼した東京の建築家大和田と、お決まりのような関係に陥ってしまう。

2019/05/20

くろにゃんこ

う~ん…なんか苛立つ(笑)30年も前の作品なのですね。なにか斬新な展開を期待しつつ下巻に進みます。

2019/03/22

ぱぴこ*2

お久しぶりの真理子先生。お金も時間も美貌もたっぷりと持ち合わせ、貞淑にみせかけてよよよとよろめいちゃう女性を描かせたらもう、ピカイチです。少し話が動いできた!続けて下巻へ~😁【図書館本:74】

2018/12/26

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