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火の鳥10 太陽編(上) (角川文庫)

火の鳥10 太陽編(上) (角川文庫)

火の鳥10 太陽編(上) (角川文庫)

作家
手塚治虫
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-10-24
ISBN
9784041066393
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火の鳥10 太陽編(上) (角川文庫) / 感想・レビュー

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ななつ

人間は神じゃない、思い上がりだ。

2019/05/26

活字スキー

この太陽編はまったくの初読なんだけど、遥かな古代から未来までを行きつ戻りつしながら紡がれてきた壮大無比なシリーズの、実質的な最終章と言ってよいのかな?日本史の授業でなんとなく聞き覚えのある白村江の戦いから幕を開けるが、巻頭カラーで死屍累々の戦場に切り落とされた首が500も並ぶロケットスタートぶりが半端ねえっす。そして捕らえられた百済の若者が生きたまま顔の皮を剥がれ狼の顔を被せられて文字通りの狼人間にされてしまうとか、並みのメンタルでは物語についていけない。

2019/06/03

壬申の乱の前後と近未来が舞台となっている太陽編の上巻。この一冊の中で描かれているのは宗教戦争と言えそう。元々日本では仏教やキリスト教ではなく、八百万の神という言葉があるくらい色々なものに神が宿っているという思想があったんですが、この太陽編ではその思想が仏教伝来により淘汰されていく様子が描かれています。実際にそんな感じだったのかどうかはわかりませんが、政治と宗教が結びつき、特定の宗教を強制することのヤバさっていうものがいくらか伝わるかと思います。これは戦前の体制を風刺しているのだと考えています。

2021/05/10

もくもく

【太陽編】は、過去と未来が交錯する人間たちの宗教戦争を、人外の視点から眺めた、ちょっと異色の構成でした。過去の舞台に、古代日本最大のクーデターでありながら、ちょっと地味な「壬申の乱」を選ぶあたりに、手塚治虫の曲者感が満載で…。それにしても、「ブッダ」の作者が、こういうマンガを描いちゃうってのが、スゴいなあ…。「ブッダ」も読み返さなくちゃいけないです。(^o^)

2019/01/01

ひとみ

火の鳥で一番好きなエピソードなので購入。ロビタや我王、猿田と牧村の話に比べて語られる機会が少ないのなんでだろ。面白いのに…と昔から不思議だったんですが、サイキック伝奇アクション(SFもあるよ)という80年代の趣向全部乗せなエンターテイメントでメディアミックスを視野に入れた『野性時代』連載作だった点が壮大で深淵で崇高で前衛的な各編の後では軽く見えたのではないかと勝手に推測する。火の鳥全体の構造を無視するかのように壬申の乱から始まってるのは角川春樹がそこに拘ったからだというのを知れたのが収穫でした。春樹…。

2018/11/12

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