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哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして

哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして

哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして

作家
佐藤優
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-08-26
ISBN
9784041087176
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哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして / 感想・レビュー

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Happy Like a Honeybee

内容なき思考は空虚であり、概念なき直観は盲目である(P334カント) 哲学史を学べば、思考の鋳型が身につくのか? 在野の知識人スピノザの逸話が印象深い。 中世とライプニッツは丁寧にトレースすること。

2023/01/06

amanon

これは本書だけを読めばいいというものではなく、本書で解説されている『哲学思想史』を通読してこそ意味のあるものだと痛感。また、キリスト教神学という立場から哲学史を読み込んだという意味では非常にユニークな一冊であるともいえる。当然、その読みは哲学プロパーからの読みとは一味も二味も違っおり、さらに哲学プロパーの立場から本書を論じるという試みがあれば一層面白いのではないか?という気にさせられる。時折なされる哲学者裏話的エピソードがとりわけ興味深いのだけれど、そのあたりへの言及がやや少なめだったのが、個人的に残念。

2023/10/02

Hiroki Nishizumi

まいった。読みやすい文章で、オォと感動するところも多々あるが、さっぱり歯が立たないところも多い。何度か読み返し、また原典である淡野安太郎や類書を読んで行くしかないな。それでも本書は面白かったし有益だと感じる。

2023/11/19

しゅー

★★『哲学思想史』を買ったので、その副読本として読み始める。講義をもとにした書物だから親しみやすい対話形式かな?と思いきや、ほとんど学術書で、がちモードの佐藤優さん。歯ごたえありすぎたから、興味に応じて読み方に軽重つけ、取り敢えず通読してみた感じ。神学生を相手にしているため、神学からみた哲学思想史という点がユニークだ。テキストになっている『哲学思想史』の書かれた時代を踏まえた解説とか、ポストモダンの意味合いあたりを記述してくれているのも、ありがたい。あとがきでウクライナ情勢とプーチンについて語られている。

2022/10/18

哲学入門とタイトルにあり、あとがきでも「本書は講義録をベースとしているので読みやすい」とのことだけれども、今の私には無理、ギブアップ。もう少し周辺知識を固めてから再読することにする。文章にあったように「学生時代に本気になって取り組んだ哲学や神学の知識が役にたつ、と私は確信している」というのはきっとその通り。佐藤氏と4泊5日の合宿なんて心底羨ましい。

2023/04/14

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