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こわい本2 異形 (角川ホラー文庫)

こわい本2 異形 (角川ホラー文庫)

こわい本2 異形 (角川ホラー文庫)

作家
楳図かずお
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-15
ISBN
9784041089903
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楳図かずおの幻のシリーズ本『こわい本』全10巻が新編集&新装版として文庫で刊行! 巻末には楳図かずおインタビューなども収録

 多くのファンから熱烈に復刊を期待されていた天才・楳図かずおの幻の本格ホラーシリーズ『こわい本』(KADOKAWA)が、新編集&デジタル修正&新装版&初の電子書籍化される。6月に同時発売される『こわい本1 蛇』『こわい本2 異形』を皮切りに、2022年2月に刊行予定の『こわい本10 顔』まで、毎月1タイトルずつ刊行予定だ。カバー&帯のアートワークを手掛けるのは、今最も話題を集めるデザイナーの吉田ユニ氏。そして注目は、各巻の巻末に収録される楳図かずおさんへのインタビューだ。シリーズ刊行を記念して、『こわい本1 蛇』『こわい本2 異形』に掲載の楳図さんのインタビューの一部をご紹介したい。

(C)楳図かずお

楳図先生の生い立ちの恐怖譚から。(『こわい本1 蛇』より)

 其ノ一――子どもの頃の話

 僕が子どもの時、両親から聞いたこわい話をしましょう。

 僕の母親は吉野熊野の山の中で生まれ育ち、幼い頃から何度も不思議な体験をしたそうです。火の玉やUFOを見たこともあって、UFOを見たのは自宅の庭で、僕も家の中にいたものですから「どうして見せてくれないんだ」と怒った…

2021/6/24

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こわい本2 異形 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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keroppi

楳図かずお「こわい本」2巻目は「異形」。地球に危機が迫って異形が誕生する。異形も怖いが、もっと怖いのは、日本軍の拷問から生まれる「笑い仮面」。苦しみの極地にいるのに焼き付けられた仮面は笑いの表情。笑いの奥にあるのは、何なのか。そして、周りにいる人々がアリ人間と化していく恐怖。日常が非日常となっていく様は、やはり怖い。「地球最後の日」も短編ながら盛りだくさん。ラストの二人はほんとに幸せなのだろうか。この永遠の時間こそ恐怖ではなかろうか。楳図かずおは、やはり面白い。次巻の刊行が待ち遠しい。

2021/06/24

鱒子

アリ人間のことはよく覚えていたのに、笑い仮面のことはサッパリ忘れていました。恐怖による作用なのでしょう(けっこう本気で言ってます)。スクリーントーンをほぼ使わない書き込みは圧巻。すごい。

2021/06/25

Vakira

第2集は「笑い仮面」を収録。「笑い仮面」は小学校の頃、先輩達が寄付したのかボロボロの今はなき少年キングのコミック本仕様で学級図書に置いてあった。僕の楳図かずお作品デビューはこれ。ホラーというよりSF。「半魚人」を読んだ時も思いましが、楳図さんの少年誌掲載版はSFプロットみたいです。当時は手塚治虫、石森章太郎が描く作品がSFで人気だったからかもしれません。太陽の黒点の変化、やがて太陽エネルギーは上昇し地球は灼熱地獄となる予想。人類は熱を避けるために地下生活に適したアリ人間へ進化していく。っといった話。

2021/12/01

あたびー

#日本怪奇幻想読者クラブ 「笑い仮面」と「地球最後の日」が収録されています。朝日ソノラマ版は2冊分冊で、「地球…」は無くて「首」「独眼鬼」「怪獣ギョー」「悪魔の手を持つ男」が収録されていました。「笑い仮面」は、戦時下地球滅亡という軍に都合の悪い研究をしていたために外すことのできない鉄の仮面を被せられてしまった科学者の物語ですが、途中から笑い仮面よりいつの間にか人間になりすますアリ人間との攻防に重きが移っているようです。私など、皆アリ人間になって地球滅亡を生き延びたほうが良いと思うんですが…

2021/08/27

ぐうぐう

朝日ソノラマ版では『異形1』『異形2』と分冊して収録されていた「笑い仮面」前後編が、まるっと一冊に収まっている。「少年画報」に連載された「笑い仮面」は、怪物というわかりやすい恐怖を提示していて、それは少年誌に配慮した結果だったのかもしれない。SFという背景も、そうだろう。久しぶりの再読だったが、読んでいると『14歳』を何度も思い返すことがあった。わかりやすい恐怖を描いたと書いたが、アリ人間という異形を軍部が隠蔽する行為は、ナチスの優生思想を連想させ、戦時の怖さも楳図かずおは忍ばせている。

2021/12/22

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