KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

こわい本1 蛇 (角川ホラー文庫)

こわい本1 蛇 (角川ホラー文庫)

こわい本1 蛇 (角川ホラー文庫)

作家
楳図かずお
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-15
ISBN
9784041089910
amazonで購入する Kindle版を購入する

「こわい本1 蛇 (角川ホラー文庫)」の関連記事

楳図かずおの幻のシリーズ本『こわい本』全10巻が新編集&新装版として文庫で刊行! 巻末には楳図かずおインタビューなども収録

 多くのファンから熱烈に復刊を期待されていた天才・楳図かずおの幻の本格ホラーシリーズ『こわい本』(KADOKAWA)が、新編集&デジタル修正&新装版&初の電子書籍化される。6月に同時発売される『こわい本1 蛇』『こわい本2 異形』を皮切りに、2022年2月に刊行予定の『こわい本10 顔』まで、毎月1タイトルずつ刊行予定だ。カバー&帯のアートワークを手掛けるのは、今最も話題を集めるデザイナーの吉田ユニ氏。そして注目は、各巻の巻末に収録される楳図かずおさんへのインタビューだ。シリーズ刊行を記念して、『こわい本1 蛇』『こわい本2 異形』に掲載の楳図さんのインタビューの一部をご紹介したい。

(C)楳図かずお

楳図先生の生い立ちの恐怖譚から。(『こわい本1 蛇』より)

 其ノ一――子どもの頃の話

 僕が子どもの時、両親から聞いたこわい話をしましょう。

 僕の母親は吉野熊野の山の中で生まれ育ち、幼い頃から何度も不思議な体験をしたそうです。火の玉やUFOを見たこともあって、UFOを見たのは自宅の庭で、僕も家の中にいたものですから「どうして見せてくれないんだ」と怒った…

2021/6/24

全文を読む

関連記事をもっと見る

こわい本1 蛇 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kinkin

うろこの顔の初出は1968年週刊少女フレンドから。楳図かずおは子供の頃よく読んだなあ。町中にまだ空き地がいっぱあった頃、貸本屋で借りた本を回し読み。夕暮れになるとだんだん怖くなったことを覚えている。現代はそんな怖さというものがほとんどなくなったと思う。楳図」漫画といえば擬音の多さ。ギャー、ワァー、ズルっ、シャーまだまだ。一点気になるのはヘビのウロコってそんなに簡単にはがれたりしない。うちで飼っているのもだけどヘビってサラサラしているのです。楳図漫画でヘビの怖さがインプットされた人も多いのかな。

2021/07/21

keroppi

前から欲しいと思っていた楳図かずおの「こわい本」シリーズが、角川ホラー文庫から新装版で発売と知って、早速入手。一巻目は「蛇」。いやー、蛇は怖いです。小さな頃から怖かった。なんせ、私、カエル🐸なもんで。カエル食べるシーンは正視できません。可愛い少女が蛇になっていくのも怖いです。収録作「蛇娘と白髪魔」は、大映での映画化作品。ガメラの湯浅憲明が監督。YouTubeに予告編がありました。本編見てみたいなぁ。 https://m.youtube.com/watch?v=BFU8pXYjSuw

2021/06/23

鱒子

読友さんに教えていただいた本。かわいい絵柄でよくもまぁこんな恐怖を!さすが楳図かずお先生。以前から持っていた古い朝日ソノラマ版は買っていない巻があり、全巻揃っていないのです。今回の角川ホラー文庫(全10巻)は買い揃えるぞっっ!

2021/06/25

蛇がテーマの恐怖漫画。同じく蛇が怖い身としては夢に出そうな話でした。自分の肌からウロコが出てきたらどうしよう。

2022/11/06

HANA

蛇をテーマにした怪談三作を収録。ただ全ての作品に通底するのは少女と蛇との関連。全体の三分の二を占める大作「うろこの顔」を始め、初期の作品まで人間が異形なるものに変わっていく恐怖をこれでもかと味あわせてくれるなあ。しかも著者独特の少女漫画タッチな絵でそれが描かれるとね、もう大満足。特に顔が変化したシーンなんか特に。少女が手足を使わず蛇の如く胴で這いずってくる所とか、口でドアノブを開けるシーンとかおぞましくて実によろしい。著者の純粋なホラー漫画読むのは久しぶりだが、やはり独特の味わいが感じられ大満足でした。

2021/06/30

感想・レビューをもっと見る