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拝む女

拝む女

拝む女

作家
高橋葉介
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-08-28
ISBN
9784041093160
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拝む女 / 感想・レビュー

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HANA

雑誌『幽』に連載されていた作品群を完全収録。兎に角バラエティに富んでいるし、どの作品も著者らしさが満載で極めて満足。個人的にはかつての『夢幻紳士』を思わせる諸作が収録されているだけで大満足かな。台詞が一切なく登場人物の行動だけで上質の幻想文学に仕上がっている「陰陽」は言わずと知れた大傑作なわけであるが、他にも大正を思わせる描写が著者の世界観とマッチしている「赤い蝶」や主人公の突き抜けっぷりが作品を昇華させている「ふらんそわ」も最高。浪漫溢れるものからユーモラスなものまで、著者の世界を満喫できる一冊でした。

2021/04/29

アナーキー靴下

20歳の頃に高橋葉介氏の漫画を初めて読んで以来、ずっとファンである。作者名で新着通知設定しているのに、愛蔵版などが多くていつしかチェックをしなくなっていたところ、お気に入りの方のおかげで良き一冊に出会うことができ大感謝。高橋葉介氏は活動期間も長いし、コンスタントに作品を描いているし、ファンも少なくないと思うのだが、その割に知名度が低いと感じる漫画家だ。古き良き時代のアメリカンSFと日本的エログロ奇譚がないまぜになったような奇妙テイストのエンタメホラーは気楽に読めるのに心を鷲掴みにされる葉介ワールド。

2021/05/20

眠る山猫屋

『ヘビ女はじめました』は既読だが、短編集故、新鮮に読めました。初読みも11作品と嬉しい。ちょっと寂しさが余韻に混じるホラー短編集。このテイストは初期作品を仄かに思い起こさせる。ちょっとエロチックで残酷でもの悲しい。『ふらんそわ』の主人公の人でなしっぷりたるや・・・。

2021/01/08

なつ

怪談専門誌『幽』に連載された約15年分の珠玉の数々。前作『ヘビ女はじめました』に11篇の未収録作が加わり読み応えも抜群。独特な怪奇と幻想の世界。怖いだけではなくウィットやユーモアに富んだ面白さが感じられ、何度読んでも新たな発見があります。夏の終わりにピッタリの漫画でした。

2020/08/30

くさてる

雑誌「幽」に掲載された怪奇短篇をすべて収録。というわけで、前作の「ヘビ女はじめました」を購入していても、気にせず買うしかないわけです。なんといっても高橋葉介なので!この人にしか表現できない、不思議なユーモアと残酷さ、同時に切なさが幻想的に存在するバランスが心地よくて、ずっとファンです。今回も良かった。

2020/09/12

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