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アニーの冷たい朝 (角川文庫)

アニーの冷たい朝 (角川文庫)

アニーの冷たい朝 (角川文庫)

作家
黒川博行
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-04-24
ISBN
9784041094303
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アニーの冷たい朝 (角川文庫) / 感想・レビュー

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あすなろ

内なる覚醒の狂気。黒川氏作品史上、最も猟奇的な殺人犯を描く、とあらすじや冒頭に記述あれば、読まずにいられるかと積んであった本作。バブル期を時代背景に描かれた本作であったが、いつもの黒川氏独特の失礼ながらお下品と紙一重とも取られかねない描き込みは少しなりを潜め、狂気の描写の方に表現の分量を割いていると取れるが、いざ繙けば一気読み必須であったのである。黒川氏の違う一面も鑑みれる秀作と捉えられる本作を堪能させて頂きました。

2021/03/07

タイ子

大阪府警シリーズ。と、言っても順に読んでるわけでもないのでどの刑事が活躍するのか読んで見ないとわからない。本作の犯人の気持ち悪さ、腹が立つほどに上手く立ち回り、エグイほどに警察を翻弄する。宅配便を装い女性を手に掛ける猟奇的連続殺人犯。ホントに気持ち悪いヤツ。なんで本とかドラマとかに登場する女性って犯人かもしれないと思いながら自ら近づき、怖い目に遭うんでしょうね。まんまと術中にハマる女性がじれったいと思いながらハラハラドキドキ。警察との攻防も面白い!一気読みの流れは黒川さん流。今までにないラストが好き♪

2020/05/14

キムチ27

薄いとはいえ、さすが黒川作品。こんなに面白いとは❣未読の他も漁りたくなる。由美の語り 淡々と発生する殺人事件の並行した構成が巧い。読み手は 異常な犯人像を克明にモニターするので カメラワークとしたらパラレルアクション。おぞましさに慄きつつ・・ひたすらけつまつへ。ラストもお~!谷井・矢代コンビは初登場。色っぽい場面も用意しつつ、おちゃらけは皆無・・巻末に再掲載した鷺澤氏のあとがきがいい味。「アニーって誰?」が#になっている。

2020/06/10

ピロ麻呂

詐欺や横領などお金にからむシノギ?事件が多い黒川作品だけど、これは猟奇的な連続殺人事件。若い女性が犯人によって服を着せ替えられ、化粧もされて屍姦される事件が次々と発生する。大阪弁が飛び交いテンポよく、犯人も予想外。他の黒川作品のように分厚くなく、サクッと楽しめる一冊でした。

2020/04/30

Hideo

主人公が変わりながらもシリーズとされる「大阪府警捜査一課シリーズ」のなかでも、最も猟奇的な事件を扱ったという本作。サスペンス・捜査物としてリーダビリティに優れた作品。谷やん・功のコンビが粘り強い捜査で真犯人に迫る、特に後半、北陸に場面を移してのシーンでの犯人側・捜査側が代わる代わる描かれる場面はハラハラした。最後はちょっと尻切れトンボにも思えるけど、これはこれで谷やん、恰好ええやん!ケータイ・ネット・Nシステムのある現代なら、もっと早く解決してるんだが...

2021/06/03

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