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サッカーの神様をさがして

サッカーの神様をさがして

サッカーの神様をさがして

作家
はらだみずき
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-06-01
ISBN
9784041101841
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サッカーの神様をさがして / 感想・レビュー

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ゆみねこ

編集者を辞め俄かサッカーライターとなった春彦の、高校時代を振り返り、今を見つめなおす物語。春彦にとってサッカーの神様はピッピ。彼と再会できたと信じたいですね。素敵な1冊でした。

2017/02/06

Rosemary*

編集者を辞め俄かサッカーライターとなった春彦。サッカー少年である息子が母校に進学すると聞き、自分の高校時代を振り返る。当時と現在が交差しながら物語はすすみ、当時は分からなかったことも見えてくる。只々一生懸命だった青春時代、苦楽を共にした仲間は生涯の友なのだろう。ピッピと春彦お互いがそれぞれのサッカーの神様だったのかな。キラキラと眩しくてちょっと切ない作品。

2017/02/03

lonesome

そういえば、自分がサッカーをやっていた頃の思い出って嫌な思い出が全然ないな。それって、きっとみんながただサッカーが好きでボールを蹴ってるのが楽しかったからなんだ。 確かに思い返してみればスパイクは痛かったし下手だと思い込んでいたから少しも自信はなかったけれど、山吹東サッカー同好会の面々と気持ちは一緒だ。 惜しむらくは、ピッピの言うように、欠点ではなく自分の武器になるものをのばすという ことにもっと早く気づいていればよかったのに! 「サッカーの神様は見ている。まだ、遅くない。今からでも左足を鍛えろ」

2017/08/01

七色一味

読破。出だし60頁を消化するのにほぼ一日の読書時間(3時間くらい?)を費やしてしまった。久々のはらだみずきさんに、ちょっと手間取り? そこを突破すると後は没入したましたが。サッカー部のなかった母校、息子、サッカーの神様…。過去と現在とが織りなす、サッカーに魅入られた男の姿がそこにある。じんわり、じんわりと胸に迫る心地よさ。最後まで現れなかったピッピが、審判として現れるのかと期待した。諦めていないよね、サッカーに関わってるよね、ピッピ。

2012/10/16

そうたそ

★★☆☆☆ この人のサッカーものも飽きてきたなあ……。どれも一緒じゃん、と思えてくる。実際は違うのかもしれないけれど。ストレートな青春サッカー小説で、サッカー好きにはたまらないだろう。捻くれ者の自分がドン引きするくらいに青春真っ盛りであり、数年前ならもうちょっと純粋に楽しめたのかもなあ、と思ってしまった。純粋な気持ちで読むと楽しめるが、少し捻くれた心で読むと、一気につまらなくなってしまう。この青臭い感じは、中学生とか高校生くらいの時期に読んでおくべきだと思った次第。著者も作風の幅がもう少し広がればいいが。

2014/03/04

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