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インフェルノ (下) (海外文学)

インフェルノ (下) (海外文学)

インフェルノ (下) (海外文学)

作家
ダン・ブラウン
越前敏弥
出版社
角川書店
発売日
2013-11-28
ISBN
9784041105948
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インフェルノ (下) (海外文学) / 感想・レビュー

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サム・ミイラ

後半の展開は映画とはかなり違っていた。映画はハリウッドのスパイ物のようでラストはすっきり、どんでん返しも鮮やかだった。対して原作は先の見えぬ怖さと僅かな希望が交錯し読む者に強烈な余韻を残す。鳥肌ものの恐怖。だが不思議にほっとする。確かに結論は百年後まで持ち越しか。映画と原作大概どちらが良いかの議論になるがこの作品においては私はどちらも好きだ。それぞれ違うエンディングを楽しめばよい。シリーズ史上最も壮大な物語。なので、正直とても疲れた(笑)

2017/02/02

Yunemo

大きくタメ息をついて読了。フィレンツェ→ヴェネツィア→イスタンブールですか。圧倒されました、このスピード感に、美術・文学・歴史の盛合せ感に。それにしても、「神曲」と「パンデミック」を組合わせてこのような作品になるなんて。一番のポイントのパートナーを最後にきちんと活かしきっています。詳細な説明が写真を見ている感覚にさせられます。一度も行ったこともなく、目にしたこともない情景がきちんと浮かびます。やっぱり読んで良かった。「今宵を忘れるな・・・永遠のはじまりなのだから」(ダンテの言葉)、胸にしまっておこう。

2013/12/11

えむ

下巻は舞台をヴェネツィア、そしてイスタンブールへ。上巻は少し単調な感じでしたが、下巻は誰が味方か敵なのか分からなくなるような展開でした。タイトル「インフェルノ」も成程と納得しました。ヴェネツィアではサン・マルコ大聖堂に行き、サン・マルコの馬も見てきました。「天使と悪魔」を読んだ数年後にイタリアを旅行しましたが、あの時は小説の舞台バチカンとローマを旅することが出来て楽しかったのですが、今回も旅した先が登場し嬉しかったです. 1511

2014/04/27

Hitoshi Mita

一気に読みました。でも、天使と悪魔やダ・ヴィンチコードのような謎解きが薄い様な気がした。ラストに向けてもう一捻り欲しかった様な気もする。これも映画化が決定しているとのこと。楽しみです。

2014/01/24

紫 綺

ちょっと読者を欺き過ぎじゃないの?ダンテの「神曲」が大いに世界に影響を与えたことは認めるけど・・・。ダンテのことば「今宵を忘れるな……永遠のはじまりなのだから」そんな始まりは、どこにも誰にでもある。もちろんあなたにも。

2014/02/19

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