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涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)

作家
谷川流
いとうのいぢ
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-11-25
ISBN
9784041107928
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涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

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mitei

多分京アニの事件で本書の企画が上がったのか、出るたびに久しぶりと書いているがハルヒワールドを久しぶりに堪能できてよかった。また本編も進めて欲しい。しかしラノベを読んでた中高生だった私がもはや30台になると感覚が変わってる感じはした。鶴屋さんのミステリーと七不思議、お正月の話し。

2021/05/22

えか

最後の、推理物が面白い。一人称で、誰かのセリフの受けごたえで、初めてその叙述がセリフなのか、心の中の独白なのか、分かるって、この本のキョンの立ち位置そのままじゃないですか。思うに作者、初めは、これキョン君主役の長編で、出来ないかと、思っていたんじゃないかな。もちろん、そうなれば、メタ構造にするしかないので、諦めたのかも。これまでのシリーズが壊れちゃうものね。では何で、そんな途中経過なものを書き下ろししてまで、この本を出したかって言うと、全ては、“最後に“のこのページを載せて、発表したかったんじゃないかな。

2023/09/02

不自他

内容より気になったのが『ハルヒ』を続ける気があるかどうか。あとがきで作者が自身を指した『怠惰』という言葉は裏を返せば「続きを書く意思が残ってる」とも言える。また、『鶴屋さんの挑戦』を書き下ろせる執筆力があるなら現役作家として健在と言えるだろう。一区切り付いた『驚愕』の続きは執筆が難航しそうだけど気長に待ちたい。何なら次作も短編集で構わないけど今度はSF要素を所望したい。 #ニコカド2020

2020/11/29

みやしん

言うなれば公式番外編で、登場人物の口を借りたミステリー談義。よくできてはいるが、面白いかどうかはミステリーが好きかどうかで受け取り方は異なるだろう。実際前巻の内容は覚えていないけど、あの時終わっても良かったような記憶だけはある。合う/合わないだったら自分にとっては後者。読者のそのまた読者を煙に巻く叙述トリックはもはや現在の「長ったらしいあらすじタイトル&チートハーレム」全盛のラノベ業界とはステージが違う。正直久しぶりの新刊だから読んだ。新規読者開拓は難しいが古参ファンは多い。

2020/12/10

ネギっ子gen

お久し振りって感じの、ハルヒでした。本書には、短・中・長の3篇が収録。『涼宮ハルヒの――』といえば、SOS団の団長たる主人公・ハルヒのエキセントリックな言動が面白かった、そんな記憶があるが一寸大人しめな印象で……。とはいえ、長編の『鶴屋さんの挑戦』なぞ読み応えありました。叙述トリックですか。なかなか、ウーン……。で、作中に紹介されていた、チェーホフの『安全マッチ』。これは読みたい! と。それと、短編『7不思議オーバータイム』に、筒井康隆の『裏小倉』や『バブリング創世記』が出ているのが、何気に嬉しかった。⇒

2021/02/02

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