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六畳間のピアノマン (角川文庫)

六畳間のピアノマン (角川文庫)

六畳間のピアノマン (角川文庫)

作家
安藤祐介
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-01-22
ISBN
9784041111314
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ジャンル

六畳間のピアノマン (角川文庫) / 感想・レビュー

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坂城 弥生

ただ必死に立ち直る人達の連作短編集。でもひとつの行動が誰かを動かして、誰かを救う連鎖がある救いのある話だったと思う。

2021/02/17

さぜん

「逃げ出せなかった君へ」の改題文庫版。第1章が強烈に印象に残る。ブラック企業の新入社員同期3人の過酷な労働環境。虚構だろうと思うが世間ではパワハラで追い詰められるニュースは後を絶たない。夏野が自殺をし彼に関わる人達のその後の人生が描かれるが、誰もが彼の死を悔やみ自分を責めつつ懸命に生きようとする。逃げる事は決して弱さではない。優しさも弱さではない。とにかく生きるのだ。読後はそんな力強さに励まされる。

2021/01/31

小夜風

【所蔵】ドラマを観て、この春新社会人になる息子の会社がこんなブラック企業だったらどうしようと不安になってしまい、原作を読もうと思いました。元のタイトルは「逃げ出せなかった君へ」…思った通り、ドラマ以上に壮絶で悍ましく、ドラマはあれでもかなり穏和されていたのだなと…。特に本当の死因には絶句。働くって、生きていくって、こんなことではない筈。こんな会社は本当になくなってほしい。新社会人のみんなが良い上司に恵まれて、強く逞しく人間らしく生きていけたら良いな…。辛い話だけど、出てくるビールが本当に美味しそうでした。

2021/03/06

やぎママ

2月にNHKで放送されたドラマではパワハラが原因で自殺する夏野誠の同期村沢、誠の父泰造、誠にパワハラを働いていた元上司上河内、女子高生美咲の4人がメインだったが、原作では更に居酒屋の元店長、交通事故の現場に臨場した警察官を加えた6名のエピソードから構成されている~原作はドラマより重く、深く、辛い場面も多かったが、人の弱さと強さ、冷酷さと優しさ、そしてコロナ禍の世の中だから、孤独や不安に立ち止まった背中を優しく押してくれるような心持ちにしてくれた~何度も目がうるんで仕方なかったよ・・・

2021/04/12

こうせいパパ

NHKドラマが良かったので原作を購入。非常に面白かった。自死に追い込まれた夏野、夏野を救おうとした同期、救おうとせず後悔する同期。特にパワハラの描写がリアルで、読んでいて胸が締め付けられる感覚があった。居酒屋店長と夏野の父のシーンは感動で涙が…。ピアノマンを聴きながら冷えたビールを飲みたい。

2021/03/21

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