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徳川家康 新装版 (角川文庫)

徳川家康 新装版 (角川文庫)

徳川家康 新装版 (角川文庫)

作家
松本清張
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-10-24
ISBN
9784041123362
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徳川家康 新装版 (角川文庫) / 感想・レビュー

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レモングラス

松本清張が小学生・中学生向けに家康の伝記としてまとめたもの。エピソードも難しくなく馴染みやすい。子ども時代から天下を取るまでの道筋を読むうちにすっかり家康のファンになり、今度増上寺に行ったら御守りを買おうかしらとか、次の旅行は日光東照宮に行こうなどと夫に話し、縁の地をあらためて訪れたくなったり、つい喋りたくなる読書だった。勝運御守は読了の数日後に買いに行きました。家康、70歳の時に恐ろしい敵に出会う。それは「死」。今まで慌てず、騒がず、悠々としていた家康が焦りだす。ラストの偉人とはの一文もいい。

2023/02/25

どぶねずみ

厚みのない本なので、徳川家康についてサラッと学ぶにはちょうどいい作品かもしれない。もっと掘り下げた歴史物語を求めていたら、物足りなさも感じるかもしれない。将軍職をたったの数年しか務めていなくても家康公の業績はあれもこれもと数多いのだ。辛抱強く育った生い立ちなので、何をするにも地道に辛抱強く、そして計略的に成り上がった人物だ。トップに立たなくとも辛抱強い生き方は真似したい。

2023/01/26

forest rise field

松本清張氏が小・中学生向けに家康の伝記としてまとめたもの。しかも1964(昭和39)年刊行だから60年前だ。研究も進んで見直す点もあるだろうが、わずか250頁で家康の一生を分かり易くまとめており、入門書として最高だと思う。家康から学ぶべき教訓や言葉には重みがある。表紙が松潤に似てるのは大河に合わせたのか?

2024/03/20

なにょう

1964年(昭和39年)定価260円。旧版を読む。かれこれ60年前に出された本だが、差し支えない。★今年の大河は家康公が主人公なので。大河ドラマが始まってから、同僚に築山殿の運命は?と聞かれ、殺害されると返答するも、その理由がはっきり答えられなかったのもある。築山殿の死因は現在もはっきりせず、本作では武田内通説をとる。いずれにせよ、正妻と嫡男に手をかけざるをえなかった家康公の苦衷が偲ばれる。★三英傑の話は耳にたこができるくらい聞かされているので、今までのおさらいとして読んだ。

2023/05/21

クロネコバス

「どうする家康」が佳境に入り、関ヶ原以降の家康は?と疑問に思い手にした一冊。解説にもある通り小・中学生向けに250ページにまとめられていて、史実として伝えられている事のみが教科書のように年を追って記されている。1964年の出版なのでその頃の通説であり、もちろん築山殿がよく描かれているなんてことはない。

2023/11/16

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