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なまなりさん (角川ホラー文庫)

なまなりさん (角川ホラー文庫)

なまなりさん (角川ホラー文庫)

作家
中山市朗
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-12-22
ISBN
9784041132173
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なまなりさん (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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こら

退魔師でもある語り手が体験したという実話怪談。とある女性をいじめ抜き、ついには自死に追いやった美人姉妹。その周囲に徐々に異変が顕れ…という典型的な因果応報譚だが、だとしても双子姉妹周囲に降りかかる怨念が凄まじい。これでもかという様々な災禍の連続描写は長編だからこそ為せる業。また、如何にもな後日談も実話系ならではで雰囲気がいや増す。

2023/03/03

ヒデキ

メディアファクトリー版を読んだのが、1年前で まだまだ、覚えていたが、 やはり、恐ろしいお話です。 平家の落人同士が、くっついた家の娘が、 家に伝わる秘伝を使って自分の好きな相手の婚約者に呪いをかけてしまいます。 しかし、その女性も逆に呪詛返しを仕掛けていて この一族を追い詰めていきます 日本の呪詛のパターンを見せられているようで 恐ろしいものを感じてしまいます この話を最初に読んだ時は、実話かな?と思って読んでいましたが、実話の話を誰の話か分からなくするためにかなり変えてありそうです

2023/01/19

あたびー

作者が退魔師でもある映画プロデューサー氏から聞き取った話。彼のスタッフのカメラマン君の婚約者は、異常な執着を見せる美人双子から犯罪まがいの執拗な嫌がらせを受け自殺する。その前に彼女が仕掛けておいた呪詛は、双子の実家の来し方に連なる様々な怨みとフュージョンして強大な祟りをもたらす。怖や怖や。こういう場合はお祓いするのではなく、お祀りするのが良いんでは?とちょっと思った。

2023/07/17

悪事を働くと自分に返ってくるの見本のようだ。いくら美人でもここまで性格悪いと絶対近づきたくないよね。 島本家は滅ぶべきして滅んだのだろうし。

2022/12/23

ゆん

執拗ないじめを受け自死へと追いやられた女性の執念、怨念、呪い、祟り…。 標的になったいじめ加害者姉妹は実家に帰ってなお、怪異が起こる。 面白かった、いや怖かった…両方です! 淡々と語られる様が余計に怖さを強調してたのかもしれないですね。 ここまでやるか、と思われるほど壮絶な怨念、とても恐ろしかったです…。

2023/06/08

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