KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

なーんにもできないギャルが唯一できるコト (角川スニーカー文庫)

なーんにもできないギャルが唯一できるコト (角川スニーカー文庫)

なーんにもできないギャルが唯一できるコト (角川スニーカー文庫)

作家
鈴木大輔
ゆがー
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-04-28
ISBN
9784041136478
amazonで購入する Kindle版を購入する

なーんにもできないギャルが唯一できるコト (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

芳樹

「なんにも」じゃなくて「なーんにも」と長音を使ったあざとさ炸裂のタイトルに1KO。表紙の美少女の姿に2KO。そして大輔さんへの信頼感に3KO。転校してきた美少女が父親の再婚で義妹となり、さらに激推しの神絵師で、でも日常生活がなーんにもできないギャルという属性てんこ盛りのヒロイン・涼花と主人公・新太の日常を描くコメディ。「唯一できること」は絵を描くこと。果たして本当にそうなのか?彼女だけでなく作品自体に色々と仕掛けがあるようなので、この先の物語がどう展開されていくか大いに気になるところ。続きが楽しみです。

2023/04/29

よっち

父親の再婚によって高校生・嵐山新太に突然できた義妹・一ノ瀬涼風。二人の両親は直後に新婚旅行へと旅立ってしまい、いきなりの二人きりの同居生活が始まってしまう青春ラブコメ。転校してきた隣の席のギャルは義妹で、新太が激推しする神絵師でもある涼風。しかし実は絵の才能はあっても、料理、掃除、着替え、メイク、お風呂、一人寝に至るまでびっくりするくらい何もできなくて、ご褒美と釣り合いが取れるか微妙な新太のお世話生活には苦笑いでしたけど、涼風は彼を慕っていて、様々な伏線も垣間見えて、これからいろいろ話が広がりそうですね。

2023/04/28

rotti619

義妹ものなのだが、主人公嵐山新太曰く「宝くじを当てた」。突然の親の再婚で転がり込んできた義妹がクラスメイトで新太が神絵師と崇める一ノ瀬涼夏だったというお話。潔いほど都合よい設定になっていて、生活面において本当になーんもできない涼夏に振り回させる日々が描かれている。ただ、好きな人には申し訳ないが率直に言って面白くなかった。作者の頭の中にあるであろう新太と涼夏の持つ謎について半分も表現できていない気がしたし、最終盤に聞いてもいないこの後のあらすじを出す等、どこに面白さを求めていたのか最後まで見いだせなかった。

2023/06/19

サキイカスルメ

同級生の義妹といきなり同居!その上、両親は新婚旅行でいないから2人きりだよ!で始まる世界で一番うらやましい同居ラブコメ。うらましい……うらやましいのかな……?いや、私がどちらかというと涼風に近い生活能力の無さを持ってるせいか。最初の勢いや主人公新太の語りが軽妙で楽しい。物語としては序盤も序盤に感じましたね。涼風の唯一できるコトといい、新太の宝くじといい、今後の伏線が気になります。イラストもとっても良かったです。欲を言えば、涼風の描いた作中イラストを見てみたかったなぁ。今後に期待!

2023/05/04

彩葉 楓🍁

【★★★★★】ほんとになんにもできねえな!?一際輝くギャルな美少女が隣の席になり、そのギャルが義妹になり、なんと大好きな神絵師だった!?まさに人生が薔薇色と呼べる出来事が多発し舞い上がる主人公。だがその跳ね返りもあり、なんとその美少女ギャルは“なーんにもできなかった”(イラスト以外本当になんにも)可愛さは満点。苦労も満点。主人公のイラストに対する情熱や、ノリのいい地の文やツッコミは個人的にはとても良い。爆笑しました笑。ただのラブコメ?いや違う。最後の作者直々の“ネタバレ”に最後の備忘録。惹き込まれた。是非

2023/08/04

感想・レビューをもっと見る